ブックマーク / numapy.hatenablog.com (46)

  • 「【エッチャンのAI記憶力】」 - 【スローライフ阿寒】

    ※「カッ、カッ、カッ、」。クルルが山に向かってクラッキングしてる。「オイッ、オレの縄張りだぞっ!何なら捕まえちゃうぞっ」。だが、残念ながら、クルルは外に出て縄張りを主張することはできないっ!釧路の条例では「STAY HOME!」だからだ。 〔残念だけど「STAY HOME!」なんだってさ、釧路じゃ。しょうがないね) ※クルルがクラッキングする相手はエゾリスの「エッチャン」(2匹いる)。このところ毎日と言っていいほどこの「仮想縄張り争い」が勃発する。が、いきり立つのはクルルだけ!「エッチャン」は冷静だ。何しろ彼は【AI】を駆使する越冬の達人だからだ。 (いよいよ、冬の陣だねぇ。来年は子供連れておいでよ) ※シマリスと違って、エゾリスは冬眠しない!雪の上をもの凄いスピードで動き回る。が、決して無目的じゃない。ある場所でぴたりと動きを止め、何かを掘り出す。秋の間に埋めておいた「クルミ」だ。まさ

    「【エッチャンのAI記憶力】」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/12/31
  • 「ブラックアウト」 - 【スローライフ阿寒】

    ※気持のいい朝だった。が、午後から目まぐるしく天気が変わる。モーレツな風と豪雨。数分後には一転、太陽が。更に次に来たのは雹!10分程で上がった、と思いきや今度は、モーレツな雷雨。親戚を病院から家に送り、ほうほうの態で自宅に戻ってきた。 ※雷が空を往き来してる。16:50。「ど~ん」という音と共に家が揺れた(後日話を聞くと殆どの家が揺れたという)!一瞬のうちに電気が消えた!暗黒!(道東は通常16:30は夜だ)「停電だっ!雷が墜ちた!」。瞬間3年前のブラックアウトを思い出した。 ※2018年9月6日未明、北海道で日初の「ブラックアウト」が起きた。全道が「電気のない」闇に沈んだのだ。北海道民はパニックに陥った。普段、どれだけ電気のお蔭を被ってるか?身に沁みた筈だ。ウチでは「ブラックアウト」が30時間続いた。 ※今回もそうなる予感がした。前回懲りたせいもあって、それなりの準備はしてた。LED懐中

    「ブラックアウト」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/12/09
  • 「UFO、みぃ~つけた」 - 【スローライフ阿寒】

    ※「スゴ~イ!」と同居人が叫んだ。「友達がUFOの写真送ってきた」。これ、観てよ、とスマホの写真を差しだす。ビルの奥が仄かに赤みがかり、青黒い上空に白く光る「点」がある。「これがUFOなんだって。東京だけじゃなく、山梨でも見えたって!」 ※まさか!よく見ると、赤みがかった空は夕焼らしい。「きっと宵の明星だよ、お隣さんの金星だよ」と言うと、「動いてたんだって」と反論する。その日の夕方、何となく南西の空を眺めてたら上空に同じようなUFOが見えた!「宵の明星だ」。 ※12月間近は、金星の運航や清澄な空気のせいもあって、「一番星」がひときわ大きく光り輝く。とっぷりと日が暮れるまでの一時の天体ショーのようでもある。同居人は、送られてきたUFO説をまだ諦めてはないようだが、それはそれでロマンがあっていい。 ※UFOは未確認飛行物体unkown flying object)の略だ。中国共産党内部もunk

    「UFO、みぃ~つけた」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/12/03
  • 「モ・ッ・タ・イ・ナ・イ」 - 【スローライフ阿寒】

    ※突然、スマホのアラートが鳴った。画面に赤と黒の緊急画面が出現!何だぁっ?慌ただしい音声も入る。「緊急避難指示情報ですっ!」チョッと背筋がザワッと来た。 「阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!阿寒町北町に警戒レベル4、避難指示発令!」 ※10年ほど前、阿寒川が大雨で氾濫、大騒ぎになったことはあった。が、その時はケータイに避難指示が来ることはなかった!慌ててTVを点けると、阿寒川が氾濫危険水位を超えたという。20kmほど下流の大楽毛(おたのしけ)にも避難指示が出てる。 (アラートは待ち受け画面が真っ黒、その上に赤の太大文字で「避難指示」と出た!) ※すぐに電話がかかってきた。大楽毛に住む義妹たちの一族だ。そう、阿寒町北町はウチとは国道240号線を挟んで反対側の阿寒川寄り。以前の氾濫でもウチまで水が来ることはなかった。お互いに、もう少し様子を見ることにした。 ※結論から言えば、阿寒町北町も

    「モ・ッ・タ・イ・ナ・イ」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/11/16
  • 「帰省から帰寒へ」 - 【スローライフ阿寒】

    ※釧路にも所縁のある歌人、石川啄木は「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」と詠った。チョッとおセンチだが、コロナ禍はそれに近いような感情を自分に目覚めさせた。感染の休息期を狙って、5年ぶりに信州小布施に帰省した。 (シナノスイーツ) ※結論からいえば、これ以上望めない良き帰省だった。親戚一同、小中学校の同級生、それに行きつけだった飲み屋や、商店の店主たち・・・。若者を除けば、殆どがカラダに何らかの障害や不安を抱えてはいたが、宴会のオンパレードになった。 ※滞在中に衆院総選挙は与党の圧倒的勝利に終わり、小布施フルーツランドの収穫期も終盤を迎えていた。1週間ほどの至福の時間を過ごし、再上京。かつての会社仲間や、バンド仲間と3日ほど。これも大宴会続き。4日に帰寒してみればすでに裸木だった。 ※ハーヴェストから冬将軍地域への旅路はわずか90分。季節変化のスピードはまるでタイムト

    「帰省から帰寒へ」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/11/09
  • 「日本は何色に染まる?」 - 【スローライフ阿寒】

    ※その日は半袖でも汗を掻くほど暑かった。紅葉真っ只中だった。これまで見たことのない鮮やかな紅葉だった。15年前の10月20日(明日)のことだ。紅葉から始まった3年間の[阿寒・東京二拠点生活]を経て、自分はこの地に充分に溶け込めたんだろうか? ※あの日から16度目紅葉は今も、町を染めている。「16度目の紅葉かぁ。そう言えば、紅葉に囲まれて荷物整理してるうちに、すぐに霜がやってきたっけ!ここが終の故郷になるんだ、と思ったりもしたなぁ・・」 ああ、センチメンタリック! (行政センター(州で言う役場)前庭の紅葉。こんな樹が⒑数ある) ※「今頃、生まれ故郷の信州小布施は、栗が溢れ、林檎に埋まってるだろう」センチにに浸ってたら、何たる偶然。姉から小布施栗が届いた。江戸末期の俳人、小林一茶が「拾われぬ栗の見事よ大きさよ」と詠んだ、あの小布施栗だ。 ※小布施の人々は自分たちのことを(おぶせじん)とは呼

    「日本は何色に染まる?」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/10/23
  • 「羽?頭?」 - 【スローライフ阿寒】

    ※朝晩の冷え込みが格的になってきた。いよいよ結露防止シートの出番だ。何しろ二重ガラス窓でも、朝、窓には雑巾で絞るほどの結露が付いてる。住宅会社ミサワホームは北海道に進出した時、この結露対策の不備で、早期に一度撤退したと言う。 ※名物の海霧(じり)が町を覆い、もはや秋の蝶はおろか、冬の蝿も数少なくなった。そう言えば我々は蝶や蝿を「1羽」と数えるが、専門家は「1頭」と数えるのだそうだ。ダチョウやペンギンなどは「羽」ウサギも「頭」ではなく「羽」だそうだ。 (画面真ん中の白く見えるのがエゾリスです。ようやく撮れました) ※“熊県菊池市観光農場で飼育中のエミューが脱走”というニュースが流れてる。「25“羽”が逃げだしました」「3“頭”を捕獲して農場に戻しました」。各局で違うエミューの数え方。おい、おい、エミューの数え方は「羽」なのか、「頭」なのか? ※ウェブ辞典によると、『飛べない鳥類で大型のも

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    momoji009 2021/10/16
  • 「大失敗」 - 【スローライフ阿寒】

    ※「ど~ん」と鈍い音がした。隣家が薪割でも始めたんだろうか?窓を覗くと下に鳥が横たわってる。「ワッ、アカゲラだっ!」。これまでもコゲラ、シジュウカラ、アオジ・・・小鳥が窓にぶつかり、倒れてることは度々あった。が、アカゲラは初めてだ。 (アカゲラ:キツツキ目キツツキ科アカゲラ属。全長20~24cm。翼開長38-44cm。主として北半球。北海道には亜種エゾアカゲラが棲息。黒、白、赤の3色のからなり、オスの成鳥は後頭が赤い羽毛で覆われている。ドラミングで樹の虫を追いだし餌とする(Wikipedia)) ※手に乗せると「ㇳクン、ㇳクン」。短い鼓動が掌に伝わってくる。嘴も開き、ぐったりしてはいるが、瞼は動いてる!・・・「生きてる!」。自分の掌に「命」が委ねられてるっ!「どうしたらいいだろう」。柄にもなく、パニクった。 ※「とりあえず保護しようっ!」段ボール箱の中に柔らかめのスポンジを入れ、ベッドを用

    「大失敗」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/10/05
  • 「読書の秋」 - 【スローライフ阿寒】

    ※空気が透き通ってる。朝は5℃まで下がるようになった。ナナカマドの実も赤く熟し、キノコシーズンは終わりが近づいてる。・・・コロナ禍、感染第5波と政府の失敗ばかり気になってた数か月、急にが読みたくなった。 ※そう言えば丁度去年の今頃、新たなる知の巨人として世界に衝撃を与えた、「ユヴァル・ノア・ハラリ」の「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」に夢中になってた(世界累計部数は2000万部を越えたという)。やはり秋深くなるとを読みたくなるらしい。 ※今秋手にしたのは、同氏の「21Lessons」。サブタイトルには“21世紀の人類のための21の思考”とある。帯には「サピエンス全史」で人類の「過去」を、「ホモ・デウス」で人類の未来を描き、「21Lessons」では人類の「現在」に焦点を・・とある。 ※何日かかけて読み終えた。・・・読後感?前2作同様、M10の地震に襲われたような衝撃で身体中が沸騰した

    「読書の秋」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/09/28
  • 「胆の中が見える笑顔がいい」 - 【スローライフ阿寒】

    ※親バカである。愛クルルが何を考えてるのか、表情や目の動き、仕草で分ると自負してる。怒り、甘え、寛ぎ、警戒、愁い、媚、満足・・実に豊かな感情が次から次へと現れる。が、笑い顔だけはワカラナイ。見たことがない。には笑いがないのか? (「ご飯頂戴」の目に間違いない。もう少し経つと「メシ、よこせ」に変わる) ※「笑い顔を見せるのは人間だけ」とする研究は多い。チンパンジーは人間の笑い顔に近い表情を見せることがあるが、人間の笑い顔とは意味が違うという。ワライカワセミは、鳴き声が人間の笑い声に近いだけだともいう。そもそもなぜ人間だけが笑うのか? ※「コロナオリパラ」が閉幕した。この大規模国際イベントは、後世に何を残したんだろう? 破顔満面の人は言う。「スポーツは世界を一つにできることが分かった」。笑いを噛み殺してる人は言う。「やっぱり、スポーツビジネスはスゴイ!儲かった」。 (コスモスにしがみつくミ

    「胆の中が見える笑顔がいい」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/09/11
  • 「家業」 - 【スローライフ阿寒】

    ※カサブランカが大繁盛してる。全く手入れしてないのに、律儀な限りだ。せめて写真だけは残してやろう。因みに、カサブランカはスペイン語で「白い家」(カサ=家 ブランカ=白)。1975年頃オランダで種として固定されたという。 ※もともとは、日のタモトユリやヤマユリなどの交配種ということ。な~んだ、日が深くかかわってるんじゃないか。真っ白な大輪が地中海地方の暑さを凌ぐための白い家を思わせることから、モロッコの都市名がつけられたという。それにしても見事だ。 ※その華やかさに人気が爆発し、最近では様々な色の花が栽培されているという。拙宅の紫カサブランカは毎年、カラスアゲハを惹きつけてやまない。いや、待てよ「紫(=モラド)」だから「カサモラド」というところか?いずれにせよ、でっかい花の家だ。 ※そう言えば日語にはいろいろな「家」がある。「画家」「書家」「大家」「医家」・・・「政治家」なんてのもある

    「家業」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/08/29
  • 「秋風」 - 【スローライフ阿寒】

    ※何だかわからんうちに秋風が吹き抜けていく。ウドの花は、何事もなかったように気温の法則に従って花を咲かせるし、蝶は、次世代への遺伝子伝達にいそしむ。そう言えば、この一年何があったんだろう。度重なる「緊急事態宣言」、感染のまん延・・・。 ※同じことの繰り返しを我々は目の当りにしてきた。そしてそのたびに繰り返される「嘘と言い訳とドタバタ劇」を。政治家と官僚の依って立つところは「公僕」である。この決して失ってはならない基盤が崩壊してる。 ※お盆が過ぎると北海道は短い秋から一直線に冬へと突っ走る。今年の冬はどうなるんだろう。自分たちには希望が持てても、政治には希望が持てない。日はこのまま厳冬期に入るんだろうか。「シンゾー」「スカ」の責任は大きい。結果責任を負うべきだ。 (キアゲハとアゲハらしき蝶の睦まじきシャシン。交雑種があるんだろうか?)

    「秋風」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/08/18
  • 「見届けるっ!」 - 【スローライフ阿寒】

    ※国民の70%の「開催中止・延期」を押し切り、東京オリンピックが始まった。溜まりに溜まったマグマが爆発するように、日選手団は金メダルラッシュに湧いてる。しかし、快挙を熱く応援する気持ちになれない。あまりにいろいろあったせいだ。 (何の葉だと思いますか?早くも「劣化」が始まってます。日を象徴するようです) ※モチロン、選手個々はスバラシイ!余人が持ち得ない才能を努力に次ぐ努力で磨き、栄誉を獲得した。心から感動し、尊敬する。が、コロナ禍に喘ぐ社会を見回すと複雑だ。葛藤の中、道新「TOKYO2020 第1日」に、開会式の写真と共に感動的な文が掲載されてた。 ※釧路出身の直木賞作家『桜木紫乃』、 “それでも、それでも” である。引用しよう。 それでも、やるという。 東京オリンピック。 開幕までのあれこれを振り返れば、人跡未踏の言葉がしっくりくる。 政治家、専門家、財界人、知識人、様々な分野の様

    「見届けるっ!」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/07/30
  • 「カオス」 - 【スローライフ阿寒】

    ※いやぁ、政治も、コロナも、気象も、自分のカラダも、混沌(カオス)だ。そんな中でコスモスだけが、とてつもなく早く咲いた!凛としてる! スミマセン、今週はいろいろあってお休みです。またのご愛読をよろしくどうぞ。

    「カオス」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/07/21
  • 「亜星(巨星)墜つ」 - 【スローライフ阿寒】

    ※ドアを開けると、カウンター前に山のように巨大な背中が見えた。銀座の「NAO」という10人も入れば一杯になるカウンターバーだった。午前1時は過ぎてたろう。巨大な背中の隣に座って横顔を見た。何と、TVでもお馴染みの「小林亜星」さんだった。 (亜星さんと演った曲のCDをクルルに聞かせてるが、彼の興味はニャンコ人形) ※隣同士のよしみ、酔ってたせいもあって音楽の話になった。学生時代はハワイアンも演ってたという。「僕も某大軽音楽部卒です」と名乗ると「チョッとギター取ってっ」と言い、歌い始めた。♪Night and you~♪・・自分はその歌にハイパートでハモった。 (人間に決定的に好きな曲があるように、クルルがイチバン好きなのはモモニャン) ※急に距離がなくなった。店置きのウクレレを自分も弾いて2,30曲は演った。「なんと気さくで腰が低いんだろう」「なんと気遣いの多い人なんだろう・・」これがきっか

    「亜星(巨星)墜つ」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/06/22
  • 「遺伝子」 - 【スローライフ阿寒】

    ※ウチの庭には毎年、無数のクローバーが芽を出す。が、ただ芽を出すだけじゃない。チョッと見回すだけで、次々と「四葉のクローバー」が見つかるのだ。これは、突然変異を起こし易いグループがその遺伝子を拡散してるからと、もののに書いてあった。 ※その証拠に、五葉や六葉のクローバーも次々見つかる。小学生の頃、音楽室の前で這いつくばり、目を皿のようにして四葉のクローバーを探したの記憶が嘘のようだ。もしかしたら、コロナの変異株もそうした突然変異の遺伝子が暴れてるのかもしれない。 (道東名物ヒオウギアヤメ。3枚の花弁が扇のようになってる。雅だ) ※「G7」が終わった。「スカ」は『各国から東京五輪の開催支持を取りつけた。「見ろ、オレの言う通り自助。やればできる』と胸を張って帰ってきた。が、国内を見れば開催まで40日を切ったのに、まだ、観客を入れるかさえも決まってない。 (今が盛りのレンゲツツジ。ミヤマカラス

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    momoji009 2021/06/19
  • 「緑陰の闇」 - 【スローライフ阿寒】

    ※七十二候で言うと、6月10日頃は『腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)』(草の中から蛍が舞い、光を放ち始める頃。昔は、腐った草が蛍になると考えられていた)となるらしい。なるほど。 (真っ青な空に伸びる鬼グルミの幼木) ※が、蛍と言えば夏の真っ盛り。8月のイメージしかない。ことに当地では蛍は生息してないので、違和感は一層強い。違和感はそれだけじゃない。歳時記に掲載されてる季語も違和感たっぷりだ。例えば「薫風」。州在住の頃は5月初め、鯉幟の頃の薫る風だったのに、当地では、”いま”がピッタリ感。 ※「風光る」や「山笑ふ」などの春の季語も、”いま”がピッタリ感・・・これは自分の感覚がおかしいんだろうか?それとも季語が定着し始めた江戸時代、北海道は蝦夷地であり、日の気候の勘定に入ってなかったせいだろうか?「緑陰」の闇、だ。 (遅れてやってきたコゴミと思ったが、ゼンマイのようだ) ※政府がオリ

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    momoji009 2021/06/08
  • 「「赤い月」のトラウマ」 - 【スローライフ阿寒】

    ※「ホラ、神様が怒ってるんだよ!見てごらんなさい、お月様が真っ赤っかになっちゃったでしょ、お前が悪さしたからっ!」母親は、抱いた幼子に満月を指さしながら言った。「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ!」幼子は泣き叫ぶばかりだった。 ※幼子とは自分の事だ。何歳だったのか、どんな悪さをしたのか、さっぱり覚えてないが、母親に抱かれて泣き叫んでたことと、物置の屋根の上に赤黒い満月が浮いてた情景と、その時に抱いた恐怖心は、科学的知識がついた現在でも忘れたことがない。 (撮影を失敗しちゃった。友人のミーちゃんが写真を提供してくれた) ※5月26日は、スーパームーンと皆既月が重なった「完全皆既月」だった。24年ぶりだという。流石にこの歳で、泣き喚くほどの恐怖はないが、それでも幼児時代のトラウマは強い。心にザワザワと小波がたつ。縄文人も同じ恐怖心を持ったんだろうか! (月が回復してきた。こんな情けない写真が・

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    momoji009 2021/06/03
  • 「雨の檻の囚人」 - 【スローライフ阿寒】

    ※▼季節の移ろいの速さには驚かされる。九州や四国などが今月中旬に梅雨入りしたかと思ったら、近畿や東海までもが一気に前線の影響を受けるようになった。(中略) ▼児童文学作家の梨木香歩さんはこの季節について、「雨の檻の囚人になったような気になる」と表現した。「ざぁーという雨の音を聞いていると、何かに押さえつけられてでもいるように動けなくなる」と(家守奇譚)(中略) (毎年芽を出してくれるタイツリソウ。ウレシイ) ※▼道内には梅雨がないとされる。だが、時には梅雨前線が北上し、「蝦夷梅雨」と呼ばれる雨が大地を打つ。<蝦夷梅雨に貨車連結の響きあり>(櫂 未知子)道民も今年は早くから雨を気にしなければならないのだろうか(道新「卓上四季」より抜粋) (コゴミの林。大きくなりすぎた。天婦羅にもデキナイ!) ※その通りだ。だが、今年気にしなければならなけないのは雨だけじゃない!緊急事態宣言下の北海道コロナ変

    「雨の檻の囚人」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/05/25
  • 「変異株相当」 - 【スローライフ阿寒】

    ※久し振りに家に戻ると風景は一変してた。エゾヤマザクラは例年より1週間ほど早く咲き、枯草色だった原野は黄緑に。わずか10日ど不在だっただけなのに。例年、日毎の季節移ろいを実感してただけに、その変化スピードには改めて驚くばかりだ。 (庭のオオバナノエンレイソウ) ※春爛漫は、一方ではすでに初夏に移りつつある。が、一方じゃ当たり前のごとくに平地でも5℃の朝と同居してる・・・。これが繰り返される北海道の地政学的特徴。州とは全く違う一面だといっていい。その一面を紹介したい。 ※さて、北海道ではスッタモンダだの挙句、「緊急事態宣言」が発令された。主たる原因は「英国型変異株N105Y」の感染力と感染拡大スピードだという。北海道は、今回のコロナ禍において、いつも日のアンテナショップになってるような気がする。 ※第一波も第二波、第三波もそうだった。背景には札幌をハブとする観光立県という側面があるんだろ

    「変異株相当」 - 【スローライフ阿寒】
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    momoji009 2021/05/20