2014-05-21 日本のネットおたく文化は絶滅の危機に瀕している WEBの本来のポテンシャルを考えるならば、ソーシャルサービスは当初「Web2.0」などと想定されていたイメージよりもずっと小さなスケールでまとまりつつある。 facebookはグルメガイドになった。 Twitterはどうでもいい投稿が8割以上を占め、残る2割もTogetterなどの力を借りなければ議論にならない。 Wikipediaは編集合戦の嵐になり、集合知モデルは崩壊した。 mixi、Gree、DeNAはゲーム屋さんになった。mixiのコミュニティの濃い議論が復活する日は永遠に来ない。 2ちゃんねるは権利関係で揉めてて、泥沼の争いを繰り広げている。 日本のTumblrは艦これのエロ同人の収集クライアントと化した。 インターネット広告の予算規模はテレビの半分しかないのに、「ビッグデータ!」とか「DSP!」とか威勢の良い
2014-07-03 ロマンチックラブイデオロギーの終焉 以前、私のメインブログでロマンチックラブイデオロギーという記事を書いた。 以下、記事より。 このような状況が一変して、恋愛と結婚を結びつけた「恋愛結婚」の発想が広く普及していくのは、17世紀から18世紀にかけて西洋でロマンチックラブの隆盛が起きてからでした。産業革命で飛躍的に発展しつつあった西洋では、社会構造が急激に変化し、一部の商工業者が富裕市民(ブルジョワジー)として台頭します。富裕市民の出自は必ずしも高い身分であったわけではありませんが、やがて旧来の支配階級であった貴族をおびやかすまでになります。まず、この 富裕市民の中で恋愛観に変化が生じます。 富裕市民は、貴族と同様に豊かな暮らしを送り、余暇時間も増大しましたが、貴族のように政略結婚や家の格式に拘束されることはありませんでした。豊 かな暮らしと余暇時間の拡大が、女性を生産労
2014-07-05 恋愛はフランス人に学ぶ、『恋愛論』の著者スタンダールの考える恋愛心理 人を好きになる条件 恋愛の先生、スタンダールが考える恋愛 フランスの小説家で評論家でもあるスタンダール。 彼は恋愛を次の4つに分けて考えました。 ・情熱恋愛 ・趣味恋愛 ・肉体的恋愛 ・虚栄恋愛 この中で真の恋愛は情熱恋愛だけ、とフランス人らしく、 とてもキザなセリフを恋愛論の中で書いています。恋愛論 (新潮文庫)作者: スタンダール,大岡昇平出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/04/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (25件) を見る スタンダール流‟恋の発生プロセス” スタンダールは、彼の著書『恋愛論』の中で、 恋の発生プロセスは次の7段階に分けています。 ①ある女性を見てドキッとする。 ②その女性とデートできたら・・・と考え
教養って何なんだろう。貧乏人の家に生まれたおかげで大した文化資本がないせいか、この「教養」という胡散臭い言葉の指すものが分からない。俺の方が知ってるぜ私の方が詳しいもんっていうマウンティング用の武器?それともただの娯楽?小説にせよ芸術にせよ何にせよ、ただのマウンティング用の武器ならクソ下らないゲロ以下のものでしかないし、ただの娯楽ならいちいち偉そうなツラすんなよって話だ。そんなもんで人の頭の良し悪しを計るなっつー話でもある。 そんなわけで、ダレソレの書いた小説を全部読んだとか、ドコソコの哲学書を全部読んだとか、え?君まだアレ読んでないの?とか基本全部下らねーなーとしか思ってないんだけど、そんな私でも納得のいく読書に対する姿勢というものがある。目的ある読書。より具体的には、暇人が暇潰しのためだけに単なる娯楽として消費するための読書。マウンティングゴリラだよ〜ウッホウッホしない、純粋な娯楽とし
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