いつかこんな本を書けたら良いですね。うちのゼミの学生(とりわけ院生)は全部必読でしょう。書名の横にある年は(原著)初出年です。 はじめに 古典は誰も読んでいないから古典(らしい) 第1講 ヴェブレン『有閑階級の理論』(1899年):すべての消費は見せびらかし? 第2講 ジンメル「流行」(1904年):ファッションは追いかけっこ? 第3講 デュルケーム『宗教生活の原初形態』(1912年):聖地巡礼の聖地はなんで聖地になった? 第4講 モース『贈与論』(1924年):贈り物はお返しまでが贈り物? 第5講 九鬼『「いき」の構造』(1930年):粋(いき)? 粋(すい)? はい? 第6講 マズロー『人間性の心理学』(1943年):衣食足りて礼節を知る? 第7講 ガルブレイス『ゆたかな社会』(1958年):消費者はマーケティング次第で踊るのか? 第8講 パッカード『浪費をつくり出す人々』(1960年