家事や育児を多く行う夫ほど妻から「よい父親」と評価され、年収の額は父親としての評価にあまり関係がないという調査結果がまとまりました。 この調査は去年11月、独立行政法人の「労働政策研究・研修機構」が行い、全国の夫婦およそ1400組から回答を得ました。 調査では、「家事と育児の全体量を10」としたとき、「夫が何割くらい分担しているか」を妻に尋ね、あわせて「父親としての評価」を聞きました。 その結果、父親の評価は「家事」と「育児」の分担が多いほど高くなる傾向があり、分担の割合が「ゼロ」の夫に対しては、「よい父親」、または「まあまあよい父親」という妻の回答は20%を切りました。 それに対して、分担の割合が「2割」の場合、「よい」、「まあまあよい」は合わせておよそ60%、そして4割になると86.6%に上りました。 一方、年収の額と父親としての評価については明確な相関関係はなく、「よい」と「まあまあ