ありそうでなかった、「男の子のための少女マンガ誌」。表紙にも、「男の子のための次世代ガールズコミック誕生!!」と書かれています。 5月に創刊され、一部で話題のマンガ月刊誌『コミックエール!』(芳文社)。 なんで話題になっているかというと、この雑誌が、「男の子のための少女マンガ誌」と、うたっているから。 言いたいことは分からないこともないけど、「男の子のための」感はどこにあるのか。また、何を「少女マンガ」としているのか。 絵柄? 作風? たとえば、「絵柄」で分類するなら、『月刊アフタヌーン』連載中の、『おおきく振りかぶって』も、青年マンガ誌で掲載されていた山下和美や安野モヨコの作品も、「少女マンガ」になりそうだけど……。 あえて「男の子のための」とうたう意味は、どこにあるのか。 創刊の理由などを、エール編集部に聞いた。 「最近は女性が少年マンガを楽しんだり、逆に男性読者が少女マンガを読んだり
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