なんとなく感じていることやぼんやりと見えてるもののうち、はっきりさせたいこととそうでもないものがあることがある。誰にだって曖昧なままのほうがいいということがあるはず。それは都合の悪いことを隠すためではなくて、ぼんやり滲んだままの感じが心地よいというようなこと。 『建築は生きている―吉村順三建築のいま』というイベントで藤森(照信)さんの講演会があるんだけどと誘われて名古屋まで行ってきた。整理券の配布は正午からだけど10時ぐらいに行かないとたぶん貰えないだろうとのことだったので早めにこちらを出て10時半には撞木館に着いていたのだけどすでに先客がたくさんいて、藤森さんの人気っぷりがうかがえた。そこには吉村さんの設計された建物の図面や、家具なんかが展示してあったのだけど整理券の整理券が配布されるらしいと聞いていたので受付からあまり離れることができなかった。しばらく様子をうかがっていたら整理整理券を