2020年1月24日のブックマーク (1件)

  • 脱エンジンの死角、EVでは売り上げも雇用も維持できない

    前回は、日工作機械産業の盛衰史から見えてきたポイントとして、「補完財同士の共進化をもたらす間接ネットワーク外部性」について解説した。もう1つのポイントは、製品アーキテクチャーの重要性である*。 製品アーキテクチャーの観点から自動車産業の電動化の流れを見ると、重要なことが分かってくる。それは、脱エンジンの向かう先が電気自動車(EV)であれ燃料電池車(FCV)であれ、自動車メーカーにとって安住の地ではないということだ。EVやFCVでは、エンジン車と同様の売り上げ規模や収益性を維持するのは難しいと考えられる。同じ自動車といっても、エンジンとEV/FCVでは技術や製品特性が全く異なるからである。 高度なすり合わせは不要に 以下では、EVを例に考える。EVの構造的な特徴として、主要部品がバッテリーやモーターなどの電気系部品になり、それらがケーブル(導線)で連結されるので、主要部品間の相互依存関係が

    脱エンジンの死角、EVでは売り上げも雇用も維持できない
    monaken
    monaken 2020/01/24
    強力なエンジンを持たないイギリスの中小コンストラクタがDFVの登場でレース界を席巻した歴史もあるから。エンジンの要素が無くなることは凄い変化だと思ふ。