2020年7月の東京オリンピック開催が近づくにつれ、特に都心部を中心とした不動産市況の景気変動は大きく、目が離せないものになっています。 マンションの価格推移は右肩上がりに上昇しているものの、巷では現況の不動産市場はそう長くは続かず「オリンピックまでに不動産を売ったほうが良い」と言われています。 果たしてそれは本当なのでしょうか?今回は、オリンピック後のマンション・不動産市場について、根拠と合わせて考察してみます。 オリンピック前までのマンション価格推移 現在のマンション価格相場は「最高水準」だと言われています。その根拠は、不動産経済研究所のデータから確認できます。 不動産経済研究所のデータでは、マンション価格は平成17年から全国的に右肩上がりに推移しており、平成27年には過去最高の価格帯推移を記録しています。 これが現在のマンション市況であり、”オリンピックバブル“とも呼ばれる所以です。