レコーディング、とくに歌録りの時、 「1回歌っただけでOKテイクが録れた!」なんてことはまずありません。 何テイクか歌ったものの中から「いいとこ取り」で繋ぎ合わせていったり(=テイクコンピング)、 もしくは、気に入らない部分だけを細かく録り直したり(=パンチイン)、 そうやって、非の打ち所のない完璧な1本の歌を作り上げるのです。 いずれにせよ、別テイク同士を繋ぎ合わせているわけですが、 この時、ノイズが乗るなんてのは御法度ですよね。 それに、自然で、あたかも1回で歌ったかのように聞こえないといけません。 今回は、こういったテイクコンピングやパンチインの際、 自然に、そしてノイズが乗らないように波形を繋ぐにはどうしたらいいか、紹介していきます。 パンチイン箇所はブレス(息継ぎ)のあるところで 歌録りに関して言うと、パンチインはブレス(息継ぎ)のあるところで行うのが基本です。 たとえばこんな歌