2008年9月9日からIP電話に対する不正接続が多発していることがわかった。不正接続があると,無言電話のような症状が発生する。ヤマハのIP電話対応ルーターを使っているユーザーが,メーリング・リストに無言電話がかかってくる現象を報告した。 同じユーザーの投稿によると,ブルガリアとマレーシアの2カ所からIP電話端末(SIP端末)に対して無差別にSIPのパケットを送信し,不正接続を試みているようだとしている。インターネット上からの攻撃なので,攻撃の対象となるのは「050番号」を利用するIP電話端末になる。 ヤマハによると,無言電話のトラブルを把握したのは9日の12時ごろだという。同日の夕方には,同社はWebページにある製品のFAQに対処法を掲載し,社員による広報用のブログにも同様の内容を掲載した。そこで示した具体的な対処法は,電話ユーザー名として正しい着信番号(SIPサーバー・コマンドのsipア
