新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)がもたらしたショックはアジアだけでなく欧米にも広がり、世界中で猛威を奮っている。日本では先日、『レインボーディスコクラブ』や『春風』などのフェスティバルが開催中止を発表。世界中のクラブの営業やフェスティバルの開催も中止や自粛に追い込まれており、運営側やアーティストをはじめこの業界に携わる全ての人々が苦境に立たされている。先の見えない状況の中、試行錯誤し、協力し合いながら困難を乗り切ろうとしているが、音楽やパーティーを愛する私たちにできることとは一体何なのか。 慎重ながらポジティブな意見を聞かせてくれたのが、『渚音楽祭』や『Body & SOUL Live in Japan』などのフェスティバル、そして国内最大のダンスミュージックポータルサイト、クラベリアなどを手がけてきたT.ISHIHARAだ。一昨年までは、オース(OATH)や青山トンネル、現