先日も書きましたがスタートトゥデイ社が無料配布を開始した、着るだけで採寸できるボディスーツZOZOSUITが大きな話題を呼んでいます。ネットによる衣料品販売の大きな課題であるサイズの問題を解決するだけではなく、販売業者側の在庫問題軽減、商品のパーソナライズ、さらには、フィットネスや健康管理分野への応用等々、大きな可能性を持つテクノロジーと言えます。 このZOZOSUITが特許化できる可能性があるかを簡単に検討してみます。もし、特許化できてこの技術をスタートトゥデイ社が独占できるようなことになればアパレル業界がひっくり返る可能性もあるでしょう。 関連する先行事例として、2015年からLike A Gloveという会社が提供している、ジーンズのサイズを自動採寸できる「スマートレギンス」という商品をご存じの方もいるかと思います(”like a glove” とは衣服が体にぴったりであることを意味