ブックマーク / premium.kai-you.net (4)

  • 『パルワールド』はインディーゲームである、しかし──“猿の暴動”とゲーム業界の倒錯

    ひとつの寓話から始めたい。『サルたちの狂宴』という、シリコンバレーのスタートアップ企業を運営していた人間が自らの経験を記したがある。FacebookやAppleで活躍した著者は、当のスタートアップについて自嘲的にこう語る。 スタートアップとは、新しいアイディアによって華やかな未来を提案する夢のある新興企業のように思える。しかし著者にとってそれは、の原題である“カオスモンキー”に近いものだ、と。 カオスモンキーとは、自社のシステムが障害に耐えられるかどうかを試すために、意図してシステム障害を起こすプログラムのことだ。『サルたちの狂宴』では、スタートアップの台頭とはある種、「社会にとってのカオスモンキーのようなものだ」と喩えてみせる。 たとえばUberの登場によって既存のタクシー業界が影響を受けたように、新興サービスが台頭するということは、既存の社会が無傷でいられるか、どんな犠牲を払うこと

    『パルワールド』はインディーゲームである、しかし──“猿の暴動”とゲーム業界の倒錯
    monotonus
    monotonus 2024/09/28
    色々迷ってたんだろうけど、株主総会でもパルワールドをなんとかしろって言われちゃったからまあやるしかなくなったんだろうね。著作権法と意匠権の脆弱性は見直されるべき。
  • イラストレーター個展の開催費用300万円は、回収できる? 令和の個展が抱える課題

    近年はイラストレーターの個展が増えてきた。これまでのギャラリーで行われてきた個展とは違い、企業が全面的にバックアップをするというスタイルである。 予算をかけて設計され、こわだり抜かれた展示──一見華やかで、動員も見込めそうに思えることだろう。ただし、そこには課題も横たわっている。 今回は、ネット中心で活動してきたイラストレーターが展示を行うモチベーション、そして展示企画の持つ課題について考えていく。 目次なぜ、絵描きは個展をやるのか?表現への探究心、プロダクトへのこだわり──イラストレーターが個展をやる理由現代においてイラスト個展を成功に導くためには、チームが必要不可欠個展は、金がかかる。そして、回収はさらに難しい数百万円のお金は、どこから出ているのか?個展の収益モデル 作家の取り分やギャラリーの取り分は?デスマーチ、トラブル、イベント対策……展示企画の課題作家ではなく、企画を立てるこれか

    イラストレーター個展の開催費用300万円は、回収できる? 令和の個展が抱える課題
    monotonus
    monotonus 2024/08/11
  • なぜVTuber事務所「ライヴラリ」は崩壊した? 代表自ら語るその経緯

    『ライヴラリ』というVTuber事務所がある──いや“あった”と書くほうが、実態には即しているだろうか。 「今日は何の日」という動画でVTuber黎明期を彩った赤月ゆに。アダルトゲームや下ネタを臆せずくり出し話題をさらった月ひまり。「ものづくり」という特技が輝いた図月つくる。オカルト関連のトピックを仕掛けていった無月めもり──個性豊かで、今では珍しい動画中心の活動を展開していた所属タレントは、全員姿を消した。 そこに至るまでの道程は平坦とは言い難い。特に月ひまりは、クラウドファンディングの行く末が不安視され、ファンの中には返金をめぐって訴訟を計画する者まで現れるほどだ。公式声明も的確に発信されたとは言えず、混迷を極めた末に、ライヴラリはもぬけの殻となった。 客観的に見ても、まさに「VTuber運営の失敗例」である。ファンでなくとも、批判の矛先を向けるのも致し方ないだろう。 だが、失敗の

    なぜVTuber事務所「ライヴラリ」は崩壊した? 代表自ら語るその経緯
    monotonus
    monotonus 2024/04/08
  • 若いオタクはアニメからVTuberに流れたのか? 7つのポイントから考察

    多くのインターネットユーザーが薄々感じているであろう、ネットカルチャーの変容。アニメからVTuberにトレンドが移ろいつつある現状を7つの観点から考察する。 「アニメ・ゲーム漫画ライトノベル」といえば、00年代から20年ほどにわたって続くインターネット・カルチャー内の共通言語として大きなハブとなってきた。 2000年代には、匿名掲示板2ちゃんねる(現「5ちゃんねる」)からニコニコ動画へと続いた中心軸に、はてなブックマークやmixiに個人ブログを加えたブログカルチャーを周縁に据え、 アニメ・ゲーム漫画ライトノベルは「インターネットを知らない奴ら」へのカウンターとオルタナティブ性を孕んだカルチャーという側面もあった。 特にアニメ作品への支持はとても強く、1990年代後半の第三次アニメブームを起点にして深夜帯にて放映されはじめたアニメ作品に熱狂的なファンが注目し始め、堅牢なファンダムが

    若いオタクはアニメからVTuberに流れたのか? 7つのポイントから考察
    monotonus
    monotonus 2022/08/01
    やっぱ中の人が存在する事とそれから生活感が醸し出されるのって大事なんだよな。アイマスが大ウケするのもそれでしょ。人は人しか愛せない。
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