『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで ― 読者数30万人 日本最大級の富裕層向けメディア 「ゆかしメディア」 since 2009 「財界のアントニオ猪木」に対して、外部からは「元気ですか~」という声が上がっている。 財界のアントニオ猪木とは、京都セラミック創業者で経営再建中の日本航空(JAL)の会長である稲盛和夫氏のこと。当人たちに面識があるかどうかはわからないが、「燃える闘魂」というあまりにも有名なフレーズを2人とも使っているのだ。稲盛氏は、自身が説く経営の心得を記した「経営十ニケ条」の中に次のような言葉を入れている。 「燃える闘魂 経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要」 どちらが元祖かは他の機会に譲るとして、哲学なき経営観を嫌う稲盛氏らしい。こうした自身の哲学を社員に共有させるために、哲学の冊子や著書を読ませるなど徹底したという。いい意味でエゲつないくらいに徹底した