ブックマーク / hitasan.hatenadiary.org (62)

  • デカダン日記 - 斜見

    mixiが衰退したと聞いたのは何年前のことだろう。ログイン数が大幅に減り、それに伴い広告収入も大幅に減り経営存続の危機らしい、と。私は安居酒屋のカウンターでビールの大瓶を傾けつつ、同僚からそのようなことを聞いた覚えがある。安居酒屋では大瓶に限る。ところで平成25年6月20日現在においてmixiはサービスを停止していない。ぼちぼちやっているということだろうか。 mixiから「デイリー版コミュニケーションメール」というものが毎日届く。よもやマイミクもログインしなくなったmixiからのそのメールは蜘蛛の糸に手を伸ばす亡者を思わせる。焼石に水という言葉を連想させる。ユーザーに救いを求めているのだろうか。そのユーザーが帰ってくる見込みも無いというのに。蜘蛛糸を垂らし、焼石に水をそそぎ、広告収入増の夢を見ている。その夢が覚めないといいなと私は思う。大事なのは夢で、現実は夢を観るための手段だから。

    デカダン日記 - 斜見
  • Facebookで大勢の友達が待っています - 斜見

    Facebookでは簡単に友達を見つけることができます。連絡先をインポートして、今すぐFacebookで友達になりましょう。 友人が登録してくれたお陰でFacebookからメールが届く。私のレガシーなパソコンとレガシーなOSはレガシー故にFacebookを見ることができない。あるいは私自身がレガシーだからなのかもしれない。それで大勢の待っている友達を簡単に見つけることもできない。 それにしても昨今の広がり推しよ。誰もが広がりたい、誰とでも繋がりたい。そんなコピーばかり目に入る。現実はどこまで行っても一人きり。結局。そうだろう?あるいは誰もが大勢の友達を見つけたいのだろうか。誰もが寂しさに押しつぶされそうになっているのだろうか。誰もが眠れない夜を過ごしているのだろうか。止まない雨はないのだろうか。明けない夜はないのだろうか。誰もがカナリアなのだろうか。 私自身、繋がりをどんどん縮小しているの

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  • 俺のマスターキーでお前をアンロック、とかそんな話ばかりしていて全く俺たちは!おっさんにもなって下らない話ばかりしているのだけれども、それにしても海鮮の旨いことよ。こんな旨い海鮮を食べたらもうあの頃の俺たちには戻れないね…的な?的な的な?やはりですね、魚介類はですね、新鮮なやつがですね、一番ですね。私が安居酒屋で食べている刺身なんてえのはやっぱり冷凍モノなのでしょうね。市場で売れ残った部位を安く仕入れて冷凍にする的な感じでね。私の憶測なのだけれどね。だがしかし「あたい、売れ残りだけど、それでもいい?」とかそ

    仕事で北海へ。今回のチーム編成は根回しの甲斐があり、ほのぼのした面子を揃えてもらった。仕事を定時で終わらせて、早々に居酒屋へ。蟹と鮃と烏賊なんぞを頼む。チンカチンカのルービーで乾杯。寒すぎてチンカチンカのルービーは逆効果だったけど、それはそれで的な雰囲気の中海鮮を頂く。旨し。メニュにイクラご飯。注文。ご飯が茶碗に富士山型に盛られ、その上から店員がジャンジャンバリバリとイクラを注ぐ。まるで宝石だな、と私は思った。わしわしと頂く。ウマウマ。幸せとはおいしい料理と気の合う仲間、確かスヌーピーがそんなことを言っていた気がする。 翌日も晴天。しかし私はコートを持って来なかったため大変寒い思い。ちょいっと仕事をしてからの帰りにお土産を買う。チームの面子がナマモノを買っていたので、当初こそその気は無かった私も牡蛎を買って帰る。ひとつ130円。店の親父の勧めもあり10個買って帰る。自宅付近の駅に着いてから

    俺のマスターキーでお前をアンロック、とかそんな話ばかりしていて全く俺たちは!おっさんにもなって下らない話ばかりしているのだけれども、それにしても海鮮の旨いことよ。こんな旨い海鮮を食べたらもうあの頃の俺たちには戻れないね…的な?的な的な?やはりですね、魚介類はですね、新鮮なやつがですね、一番ですね。私が安居酒屋で食べている刺身なんてえのはやっぱり冷凍モノなのでしょうね。市場で売れ残った部位を安く仕入れて冷凍にする的な感じでね。私の憶測なのだけれどね。だがしかし「あたい、売れ残りだけど、それでもいい?」とかそ
  • 乙女モツ煮に感動 - 斜見

    (Hey) (Hey) (Hey) お昼休み モツ煮とビールに感動 火曜日だけ いつもモツ煮売り切れ もうすぐモツ鍋がおいしい季節だわ 7のつく日はラッキーデイ ジャンジャンバリバリ 大勝ちの日 ビール飲んで大虎 明日 目覚めた時突然 朝からビール飲みたいな!? 金曜日 明日は休み コンビニ寄って Sha la la la la たくさん ビール買い込んで 土曜日 明日になれば 一人でモツ鍋って過ごす 日曜 (Hey) 乙女 パスタに感動という曲名がむかついたので歌詞を差し替えた。曲自体は聞いたこともない。それにしても暑い。脳みそが沸騰しそうだ。

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  • ちょっと前 - 斜見

    ちょっと前まで姉と甥二人、私の部屋で寝泊まりしていた。被災後、その日べる物にも困っている有様だというので、それならと私の部屋にきてもらった。それからというもの、仕事から帰ると部屋に明かりが灯っており、ただいまと言うとおかえりの声。姉は晩ご飯の支度をしていてくれ、私は毎晩温かいご飯をべることができた。問題は甥達で、私の晩酌の肴—香の物や焼き海苔—を飢えたハイエナの如く奪っていく。おいおい甥達よそれは私の肴だぜ。言ってもおかまい無しで奪っていく。全く困ったものだった。それが今や肴を奪うハイエナ達はいない。仕事が始まると言う姉と一緒に被災地へ帰ってしまった。 晩酌時に肴を奪われなくなったけれど、今となってはそれがちょっと寂しい。

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  • 俺は蜜蜂 - 斜見

    花見の案内が二通、さて、どちらに参加すべきだろうか?ちょっとと悩みつつの帰路。寒の戻りでなかなか寒い。花見のことなんてとても考えられないような寒さだ。しかしながら私の心はすっかり春を待ちわびているようで、夜の冷たい空気の中にも花の香りを探してしまう。今時分から花が咲くまでが一番過ごし易い季節且つ散歩が楽しい季節だと思う。だからこそ今時分を大切にしたい。花の香りが濃くなってきたら寄り道しながら帰ろうかと考えている。

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  • サニーサイドアップで頼むよ - 斜見

    は幸せの代名詞だな、不意にそう思った。一人暮らしだとなかなか朝べる機会が無い。あっても、コンビニでパンを買う程度だ。それすら職場の机上でべていたりする。毎日朝べる人は大体家族と暮らしていて、朝もちょっと余裕があるような気がする。半熟の目玉焼きにカリカリのベーコン、厚切りのトーストとドリップしたてのコーヒー。考えただけでつばきが出る。朝べたい。

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  • 塩サウナ体験記 - 斜見

    サウナをご存知だろうか?私は知らなかった。体中に塩を塗りたくり、サウナに入ることなのだそうだ。それで?それがなんだと言うのだ?そう思ったのだが入ってみてコペルニクス的転回を得たのでここに記す。それは同僚と朝まで酒を飲み、折角だからと日帰り温泉に行った際に塩サウナを見つけ、ものは試しと入ったのが始まり。 サウナは四畳程の空間で、真ん中には塩の入った壷が置かれてあった。先に入っていた人に習い、むんずと塩を掴み体に塗りたくる。するとどうだろう… 「まだまだだ…そんなんじゃ足りねえよ!俺を見てみな!これくらい塗らねえと…」 と、隣に居た塩だらけの親父に注意されてしまった。……戦国時代、敵将を獲った際は、腐敗防止のためその首を塩漬けにしたそうだ。その時の敵将の無念がこの親父に宿り、こんな塩だらけの奇行をさせているのか?そんなことが頭をよぎった。取り憑かれては敵わないのでさらに塩を体に塗りたくる。

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  • 謹賀新年 - 斜見

    あけましておめでとう。今年も酒を飲んで現実から目をそらしていきたい所存だ。年末年始は国に帰って飲んだ暮れていた。実家では今回もこたつに入るとオートでお湯割が出てきた。それを飲みながらテレビを観る。母も私も無言でテレビを観る。話さなくていい相手だと気構えず自然体でいられて良いものだ。これがガールとなると、 「会社の上司むかつく!」 「アタシってホント不幸だと思わない?」 「聞いてるの?さっきから生返事ばかりじゃない!」 「ねえねえちょっと(と言いつつゼクシィの特集記事を見せる)」 「そろそろうちの親に会ってほしいんだけど…」 「アタシのこと愛してる?」 と、のべつ幕なし喋る。まったく困ったものだ。そんな時私は黙って酒を飲むしかなくなる。まったく困ったものだ。

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  • ベルギービール - 斜見

    ベルギービールの店でベルギービールとムール貝を頂いた。ベルギービールは美味しいし、ムール貝は美味しいしで大満足な日だった。それにしてもムール貝だ、初め目にして「あれ?」と思った。幼少に、近所の湖沼でぶん投げていたドブ貝にそっくりなのだ。ドブ貝は石切りに使用すると、よく水面を跳ねるので、見つけると容赦なく湖面に向かってぶん投げていたものだ。…こんなものが高級材扱いなのか…と思った程だ。ムール貝もドブ貝も味は変わらないと思うし、清潔な環境で養殖して名称を「ブード貝」とでもすればそこそこ売れるかもしれない。それはさておきベルギービールだ。店で飲んで以来、ちょっとはまっている。それでこれまで飲んだベルギービールを紹介したいと思う。 ヴェデット・エクストラホワイト 美味しい。色々とスパイスが入っているらしく、日の量産型モビルビールとはまったく違った味がする。ヴェデットは有名人という意味らしく、ウ

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  • 美味いビール - 斜見

    夢を見た。俺は美味いビールを求め方々を旅していた。北に美味いエールがあると聞けば北へ行き、西に美味いスタウトがあると聞けば西へ出向いた。それでも美味いビールは見つからなかった。或いは俺が求めるビールなんて最初から無くて、俺は俺が創りだした幻を求めているのだけなのだろうか?そんなことを思い始めた頃、女が現れた。艶かしい女、それでいて何も知らないような顔をしている女。女は俺を自室に誘うと、グラスにビールを注ぎ「さあ飲んで」と促す。俺は言われるがままにビールを一口。その味はずっと俺が求めていた美味さ—甘味だとか酸味だとか塩味だどか苦味、それから温かさだとか善だとか—が全て混在し、それでいて調和している、そんな美味さだった。やっと見つけた。これが、これこそが俺がずっと求めていたもの。やっと見つけた。二口目を飲もうとすると、視界の端に映った女が止めるような素振りをする。構わない、俺は呼吸をするのも忘

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  • 開栓希望 - 斜見

    三月頃からガスが止められている。金が無いわけではない。毎日酒を買うだけの余裕はある。それにガスの滞納分なら三月中に支払った。後はガス屋を呼んで開栓してもらえばいいだけの話なのだ。なのに私ときたらそれをしない。破滅願望でもあるのだろうか?笑ってくれ。ガスが止められて一番辛いのは入浴だ。冷水は冷たい、そんな当たり前のことを毎度思わされる。それで私はいつも「じゅうべえだー!!!!!(界王拳10倍だ)」とか「みんな!オラに元気を分けてくれ!!」などと叫びつつ冷水シャワーを浴びている。もちろんシャウト効果を期待してのことだ。しかし日に日に水温が下がっていくにつれ、私の体も限界を感じてきているようで、ガスを開栓する日も近いと思われる。「くそっ、こんなにやべえときだってのに…オラわくわくしてきたぞ!」とはなかなかならないものなのだ。それに、ガスが止められているとガールを連れ込んだ際に「先にシャワー浴びて

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    monster_hiron
    monster_hiron 2010/12/07
    すごい。
  • オクトーバーフェスト - 斜見

    雨上がりの空が澄むのは、雨がみんなの悲哀や焦燥を洗い流してくれるかららしい。馬鹿げた話だと思う。寝言だと思う。しかし雨上がりの空が澄むのは確かで、そんな時、私は決まってビールが飲みたくなる。台風一過の青空、夕立の後の日の入り、ふと、ビールが飲みたくなるのである。今年の横浜赤レンガ オクトーバーフェストは当日の朝こそ雨天だったものの、日中は晴天に恵まれ、まっさらな青空と美味いビールを堪能することが叶った。しかし晴天下で飲むビールの実に美味いことよ。ビールを飲む時はいつもこうあって欲しいと願う。

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  • 悪魔を見た - 斜見

    今日、悪魔を見た。悪魔はガールの姿で、ボブの髪型で、そして頭には噂通りの赤い角を付け、渋谷駅内を悠然と歩いていた。悪魔は私と目が合うと、にっこりと笑みを浮かべ、そのまま通り過ぎていった。まったく日田も頭がいかれてしまったな!これを読まれる方はそう思われるかもしれない。しかし私は実際に悪魔を見た。悪魔は渋谷駅内に、悪魔は商店街に、悪魔は隣家に、角を隠し貴方の近所に潜んでいる。そして我々を唆し、仄めかし、悪事を働き、魂を奪うのである。実に恐ろしいことだと思う。気を付けなければならないと思う。それでいながら私は、今日出会ったキュートな悪魔になら、魂を売り渡してもいいなと思っている。しかし思ったが最後、悪魔の餌になってしまうのだ。そういう人物を何人も知っている。

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  • 魔羅'10 - 斜見

    温泉へ。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、日はちょいと肌寒い。しかし湯に浸かるには良い時分だ。脱衣所の戸を開けると先客がいた。家族だろうか、父親とおぼしき人物と子供二人。湯船は狭く、大人6人も入れば一杯になるようだった。子供の一人が戸を開けた私を見て一声、「おとんと同じで、ちんちんでっけえなあ!」私も、父親とおぼしき人物も苦笑せざるをえない。まったく、子供は素直で困る。誤解を招くといけないので断っておくが、私のマーラ様はそれほど立派というわけでもない。ま、さながらテポドンと言ったところか。洗い場で体をゆすぐ私の頭に、甲ヒロトの歌声が響く。 シンボル マラマラ(ディック!)

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  • 鰹 - 斜見

    「日田君、秋はやはり秋刀魚だね。僕は今猛烈に秋刀魚がべたくて仕方が無いよ」神崎君からのメールはおよそ、そのような内容であった。この頃は神崎君とも打ち解けて、メールに冗談を書いたり、他社へのカチコミ帰りにカフェーへ寄る仲になっていた。私はテレビで観た鰹の話をメールに余談。 「神崎君、秋刀魚は不漁だけれど、鰹は大漁みたいだ。ぶつ切りにした鰹を醤油に漬け、あつあつの白飯に盛る。鰹丼。考えただけでつばきが出ないか?」誰もが垂涎するような話題を出す。神崎君から返信。「炙り炙り。鰹は炙りだよ日田君。そいつを摘みながら冷やをきゅっと、やりたいねえ…」 ところで、鰹丼の真ん中に卵を落としたらきっと美味しいだろうな…。そう思った。

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  • 新しい飲み会を考える - 斜見

    読書飲み会 読書とお酒を楽しむ会である。参加者は事前に定められたを準備又は主催者がプリントを配布し、それを読みながら酒を飲むのである。全員が読了したなら、それについて感想を述べ合い、可能であれば次のに移る。はトカトントンなど、比較的短時間で読めるものが良いだろう。 競馬飲み会 競馬とお酒を楽しむ会である。競馬場によっては個室もあるので、大勢で行く際は利用すると良いだろう。競馬初心者であっても、馬券を買ってしまえばその馬を応援してしまうのが不思議であり面白いところである。休日しか開催できないのが難点か。 ワンセグ飲み会 ワンセグとお酒を楽しむ会である。先日のこと、小生とDJ某で赤提灯ぶら下がる居酒屋にてこれを実践したが、なかなか面白かったためここに記す次第である。番組はドラゴンボールで、確かセルゲームが始まるところであったか。なんと言ってもあの「間」である。当時は大変薄味に感じられたが

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  • 出張日記 - 斜見

    仕事で仙台へ。最高気温は東京とそれほど変わらないものの、朝夕はやはり涼しい。相手先とビールを飲む。相手先の上司が、映画「ゴールデンスランバー」のエキストラ出演をしたという話で盛り上がる。カラオケに行くと、テレビにポータブルプレイヤを接続し、自身の演技を解説するそうな。同行の氏より原作の面白さを聞き、是非観たい映画候補に入る。 帰りに、東京駅で展示されている伊集院静の原稿を観てきた。「トランヴェール」という新幹線内に常備されているフリーペーパーにエッセイを執筆している原稿があり、ブルーブラックのインクでかっちり書き込まれていた。

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  • 鈴の音が聴こえる - 斜見

    避暑地に来ている。気温は摂氏25度程で大変涼しい。人々は縁側に座り、通りを眺めたり、談笑したり、または夕涼みがてら散歩をしている。或いはここは平成じゃないのかもしれないな…。昭和初期の空気そのままなのかもしれないな…。そんなことを思いつつ冷えたビールを流し込む。通りからはカランコロンと下駄の音、もしくは水の流れる音、もしくは鈴の音が聴こえる。私も街の住人になったつもりで窓辺の手すりに肘を乗せ、物憂気に通りを眺めているところ。

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  • 牡蛎とビール - 斜見

    魚河岸で牡蛎を買いあさり、酒池肉林したい。前々より話していた件を実行するため同僚と那珂湊へ。魚河岸は初めてだったのだけれど、岩牡蛎が20個1,500円で売られていた。私はあまりものの価格を知らないのだけれど、いくらなんでもこれは安すぎるのではと思った(実際、調べたところ1個2〜300円はするらしい)。もちろんそいつを買って帰る。 それで岩牡蛎という奴はなかなか手強いもので、そう簡単には殻を開いてくれない。…そういう点ではガールと似ているかもしれない。ガールほど閉じている生物は世界中探したってそうはいないだろうから。それでも岩牡蛎のほうがまだ増しかなとも思う。最後には開いてくれるのだから。 最初は生牡蛎、最後はカキフライ。20個の岩牡蛎はあっという間に我々の腹に収まってしまった。牡蛎とルービー、黄金の組み合わせだと思う。牡蛎とルービーがあればワールドはピースなんじゃないか?そんなことを思った

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