2023年11月10日のブックマーク (1件)

  • 多くを語らない幸せ

    人は高倉健でいるべきか?高倉健の映画に魅了された人は多い。何故なら、健さんはあまり映画では喋らないからだ。寡黙だ。背中で語るとまで、言われている。立っているだけで、絵になる男。 多くを語らないことで、逆に、面と向かった人に多くの刺激を与える男。義の人であり、情の人である。それが、この人の寡黙さや立ち姿だけからでも、感じてしまう。 この人と風景は一体化する。それは大雪であったり、遥かな草原であったり、風が強く吹く砂漠であったり。風景と健さんが何故か一体化する。そこには、キリッとした張り詰めた緊張感すらあるのだ。男が絵になり男が風景描写に意味を持たせる。 義理と人情と誠実さ。高倉健を知る人達は皆言う。多くのことを語らない。語らないからこそ、その目の、ぐっと耐えているものが目力となるのだと、健さんは一時期精神的に倒れた岡村隆史を励ました。 健さんの生涯の座右の銘は「往く道は精進にして、忍びて終わ

    montblanc41
    montblanc41 2023/11/10
    義理と人情と誠実さ。高倉健を知る人達は皆言う。多くのことを語らない。語らないからこそ、その目の、ぐっと耐えているものが目力となるのだと、健さんは一時期精神的に倒れた岡村隆史を励ました。思いやる気持ち。