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ブックマーク / number.bunshun.jp (13)

  • Jリーグがブンデスの草刈り場に!?移籍金ゼロでの選手流出を防ぐ方法。(木崎伸也)

    ドイツでは今、香川真司のブレイクによって日人選手の評価が急上昇している。だが、その一方で、こんな見方が強まりつつあることも、忘れてはいけないだろう。 Jリーグのクラブは、契約延長のノウハウを持ってない――。 香川がドルトムントに入団したとき、移籍金はゼロ(FIFAが定める育成補償金が35万ユーロ・約3900万円ほど支払われただけ)だった。長谷部誠(ヴォルフスブルク)と矢野貴章(フライブルク)も移籍金ゼロ。内田篤人に関しては、鹿島との契約に推定1億5千万円の違約金が設定されていたため、シャルケはその金額を支払ったが、最近では珍しい例だ。 そのためブンデスリーガの関係者たちは「移籍金ゼロのタレントがごろごろいる」ということに気がつき始めた。この1月、新たにドイツに旅立った槙野智章(ケルン)と細貝萌(レバークーゼンから2部のアウクスブルクにレンタル)も、移籍金ゼロ。シュツットガルトへの入団が噂

    Jリーグがブンデスの草刈り場に!?移籍金ゼロでの選手流出を防ぐ方法。(木崎伸也)
    montmusou
    montmusou 2011/01/20
    たとえば、もし契約を延長しなければ、今すぐに同じポジションに外国人選手を獲得する、ということをにおわせてもいい。  すべてのケースにおいて移籍金を取るのはほぼ不可能だが、現在のところドイツのクラブから
  • 降格3チームに欠けていたのは何か?J1残留争いの全ての流れを検証する。(猪狩真一)

    石川、梶山、今野、権田、平山、森重など日本代表レベルのタレントを多く揃えたFC東京だったが無念の降格。シーズン半ばで解任された城福浩前監督は、いま何を思うのか…… 湘南、京都、そしてFC東京。34節の長い戦いを終え、J2降格を余儀なくされたのはこの3チームだった。最後には16~18位というボトム3に顔を並べながらも、開幕前の下馬評には差があった彼ら。その戦いから、2010年のJ1の残留争いを振り返ってみたい。 1シーズン18チーム制となった'05年以降では、'07年の横浜FCと並んで最少タイの勝点16にとどまり、1年でJ2へと舞い戻ることになった最下位の湘南。11年ぶりのJ1の戦いは苦渋に満ちたものとなったが、それは大方の予想からかけ離れたものではなかった。 J2からの昇格組がJ1の戦いに臨むに当たっては、大きく分けてふたつの考え方がある。ひとつは、スタメン格の選手の補強を最小限にとどめ、

    降格3チームに欠けていたのは何か?J1残留争いの全ての流れを検証する。(猪狩真一)
    montmusou
    montmusou 2010/12/08
    昇格組の柏、甲府、福岡も喜んでばかりはいられない。  そして、降格する湘南、京都、FC東京に代わって、来季のJ1の戦いには、柏、甲府、福岡の3チームが加わる。  堅牢な守備組織の構築から入り、昇格レースを戦う
  • ジェフを愛した男・巻誠一郎。熱い想いを袖にする経営陣の愚。(佐藤俊)

    7月31日、ジェフ千葉が大分に5-0で勝利した後、ロシアリーグのアムカル・ペルミに移籍する巻誠一郎のセレモニーが行なわれた。 スタジアムには、観戦していたサポーター13000人のほとんどが試合後もそのまま残っていた。巻は、サポーターへの感謝の気持ちとチームへの想いを素直に語り、その言葉に皆涙し、最後まで巻コールが鳴り止まなかった。巻がサポーターに愛され、支持されていたということを改めて感じさせてくれた素晴らしいセレモニーだった。 その一方で、巻の移籍に際しトップやフロントの心ない対応にガッカリしたサポーターや選手も非常に多かった。ジェフの「悪しき慣習」は変わっていない、と。 過去、ジェフはチームの象徴となった功労者に対して、あたかも冷水を浴びせるかのようにして追い払ってきた歴史がある。例えば、中西永輔がそうだった。阿部勇樹にしても当時のトップから慰留の言葉はおろか、感謝の言葉もなく、むしろ

    ジェフを愛した男・巻誠一郎。熱い想いを袖にする経営陣の愚。(佐藤俊)
  • “新しい”岡田武史と日本代表が、デンマークを破って伝説を作った夜。(木崎伸也)

    W杯の1試合には、普段では考えられないくらい濃密な時間が流れているのかもしれない。 開幕直前、岡田武史監督はコンセプトを根底からひっくり返し、残り1カ月を切った状況で、“突貫工事”を始めた。守備のやり方さえ直前まで定まらず、とてもワールドカップを戦うレベルにはないと思われた。だが、彼らは南アフリカの地で3試合を戦うと、驚くほどの急成長を遂げることに成功する。 6月24日、E組最終節のデンマーク戦――。 ルステンブルクのピッチに現れた日本代表は、その10日前にカメルーンと戦ったチームとは別人かのように、アグレッシブで勇敢な集団に生まれ変わっていた。 新たな布陣で臨んだ日本代表は、一気に混乱に陥った!! デンマーク戦の序盤は、相手のペースだった。 その原因のひとつは、この日、日が新しいシステムを採用したことにあった。岡田監督はデンマーク相手に引き分け狙いの戦いをするのは危険と考え、これまでの

    “新しい”岡田武史と日本代表が、デンマークを破って伝説を作った夜。(木崎伸也)
  • <元五輪代表監督・反町康治が語る> 北京組、成長の証。~本田圭佑、森本貴幸、岡崎慎司、内田篤人、長友佑都~(戸塚啓)

    2年前に下された決断が、いままさに正当性を帯びている。北京五輪に出場した18人のうち5人が、南アフリカW杯へ到達したのだ。 悪くない数字である。史上最強と呼ばれた'96年のアトランタ五輪代表も、2年後のフランスW杯へい込んだのは5人だった。川口能活、中田英寿、城彰二がレギュラーに指名された一方で、服部年宏と伊東輝悦は一度も出場せずに初のW杯を終えている。'04年のアテネ五輪代表で'06年のドイツW杯に参加したのは、駒野友一と茂庭照幸だけだ。しかも、茂庭は田中誠の負傷による招集だった。 '00年のシドニー五輪代表からは、オーバーエイジを含め9人が選出されている。フィリップ・トゥルシエが五輪とフル代表の監督を兼任して日韓W杯に臨んだためで、これぐらいのボリュームはむしろ妥当だ。 何よりも、アトランタ以降の五輪で唯一3連敗に終わったチームから5人が選ばれ、全選手が試合出場を射程圏内にとらえると

    <元五輪代表監督・反町康治が語る> 北京組、成長の証。~本田圭佑、森本貴幸、岡崎慎司、内田篤人、長友佑都~(戸塚啓)
  • 選手育成に重要な大学。しかし、4年は長い!~望まれる短大卒のJリーガー~(浅田真樹)

    Jリーグは従来の「新人王」を廃止し、今年から「ヤングプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」(仮称)を新設することを決めた。要点は、受賞対象が23歳以下から21歳以下に引き下げられたということ。自動的に大卒新人は対象外となり、「新人王」の名称が適当ではなくなったというわけだ。 今回の変更には賛否あるようだが、個人的には自然な流れだと考えている。一般企業なら同じ新卒採用でも、サッカーの世界での大卒新人は、経験者募集の中途採用に近い。高卒新人とはまったく意味合いが異なるのである。 実際、流通経済大は3部リーグに相当するJFLにも参加している。浦和ユースから流経大を経て、今年浦和入りした宇賀神友弥などは、レンタル移籍から復帰したようなもの。大卒選手を新人とみなすことには違和感があった。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 54

    選手育成に重要な大学。しかし、4年は長い!~望まれる短大卒のJリーガー~(浅田真樹)
  • Jリーガーが欧州の主力選手に。“第2のハセベ”はどこにいる?(木崎伸也)

    2009年のナビスコ杯決勝で25mの先制弾を決めMVPとニューヒーロー賞を獲得したFC東京の米は、今年最も注目すべき選手の一人だろう 長谷部誠に会うたびに、思うことがある。Jリーグの主力クラスなら、誰でも欧州で活躍しうる時代に突入しようとしている、と。 今、日サッカーのレベルを測るサンプルとして、最もふさわしいのはヴォルフスブルクの長谷部だろう。日本代表の主力ではなかったJリーガーが、渡欧からわずか1年半でドイツ王者になり、今季はチャンピオンズリーグに出場した。 「みんなこっちに来たら、『こんなものか』と思うはずですよ」 これが長谷部の率直な感想である。 欧州で成功するために必要な3つの能力とは何か? 筆者がこれまで10人以上の欧州組を取材してきて感じたのは、日人選手はテクニックの基準はクリアしているということだ。フィジカルの弱さをよく指摘されるが、これはほとんど慣れの問題なので、欧

    Jリーガーが欧州の主力選手に。“第2のハセベ”はどこにいる?(木崎伸也)
  • なぜ加地亮は代表を引退したのか?消えぬ情熱とブラジルW杯への夢。(佐藤俊)

    5月10日、南アフリカワールドカップメンバー23名が発表された。そのリストの中に、今季好調を維持していた小野伸二、昨年のJリーグMVPの小笠原満男の名前はなかった。そして、また多くの人が復帰を熱望していた加地亮の名前もなかった。 「代表引退しているんで初めから期待もしてないし、別にどうこう言う気持ちもない。自分の中では、ずいぶん前に整理がついてることなんで。代表に名前が上がったりしたのは嬉しかったですけどね」 加地は、冷静にそう語った。 加地は、ジーコ代表の時、不動の右サイドバックとしてプレーし、ドイツW杯に出場した。オシム監督時にも代表に選出され、アジアカップではレギュラーとしてプレーした。しかし岡田監督になり、2008年5月20日、突然、代表引退を宣言した。それは、あまりにも唐突で不自然だった。 彼にとってサッカーは“仕事”だった。それは家族を養うためのものであり、だからこそ苦しくて

    なぜ加地亮は代表を引退したのか?消えぬ情熱とブラジルW杯への夢。(佐藤俊)
  • 5年ぶりに“ビッグ4”の牙城を崩す?堅守を誇る古豪アストンビラに注目!(山中忍)

    得点を重ねている超快速FWアグボンラホール(右)。アシュリー・ヤング(左)らと絶妙なコンビネーションを見せる “ビッグ4”によるトップ4独占が続くプレミアリーグ。マンU、チェルシー、アーセナル、リバプールの4強以外が4位以内に収まった最近の例は、5シーズン前のエバートンまで遡らなければならない。 しかし、今シーズンはトップ4入りに現実味を感じさせるチームが存在する。オイルマネーに物を言わせて大型補強を行ったマンチェスター・シティではない。「4位狙い」を公言し、実際開幕から好調なトッテナムでもなく、2年連続5位の実績を持つエバートンでもない。マーティン・オニールが監督に就任した3年前から、地道に上位を目指してきたアストンビラのことだ。 クラブ史上、過去10年で最高の開幕ダッシュを見せているミッドランド(英国中部)の古豪からは、優勝争いには絡めずとも先頭集団での完走は可能と思わせる「しぶとさ」

    5年ぶりに“ビッグ4”の牙城を崩す?堅守を誇る古豪アストンビラに注目!(山中忍)
  • “ボランチ”に賭ける小笠原満男。人事を尽くしてW杯を待つ!(佐藤俊)

    岡田ジャパンの“サプライズ”としての予想もある小笠原。岡田監督の「彼(小笠原)は簡単に呼んだり外したりする選手ではない」という言葉を信じたい 4月24日、鹿島アントラーズは横浜F・マリノスに3-1で勝ち、リーグ戦で4試合ぶりの勝利を収めた。その試合で1ゴール1アシストと勝利に貢献した小笠原満男のプレーは、まさに圧巻だった。 イ・ジョンスの先制点となったFKは、DFとGKの間に蹴る絶妙かつ精度の高いボールだった。また、今季初ゴールは、マルキーニョスがドリブルでセンターバックを引きずり出し、薄くなったファーサイドを見て、走り込み、冷静に決めたもの。さらに、30、40mの局面を一気に変える得意のロングパスも冴えわたった。 しかし、小笠原がピカ一の凄さを見せたのは、攻撃から守備に転じる時の切り替えのスピードと腰の強い守備である。 もともとは、攻撃的MFである。ドイツW杯の時は「いつもゴールを意識し

    “ボランチ”に賭ける小笠原満男。人事を尽くしてW杯を待つ!(佐藤俊)
  • オランダ代表監督・ファンマルバイク 「我々にとって日本はやりやすい相手だ」 ~南アW杯対戦国研究~(1/4) [Sports Graphic Number 744] - 欧州サッカーコラム - Number Web - ナンバー

    日本代表との親善試合翌日、完勝の余韻覚めやらぬオランダ代表監督は、上機嫌に相手国の印象を語り、助言までしてくれていた。まさか、W杯番で再戦することになるとは想定していないが故の音。  オレンジ軍団の面々が、口をそろえて指摘した日の弱点とは――言いたい放題の発言を完全収録。 「日とは9月に対戦したが見た目ほど簡単な試合ではなかった。3-0で勝利したが内容にそれほど差はなかったと思う。日は得点力に少し問題があるが、危険な相手だ。過小評価してはいけない」 W杯抽選後のファンマルバイク監督の言葉だ。油断してはいけないという意味では多少は音の部分もあるかもしれないが、こういう場での模範的回答だろう。 実際は日と同じグループに入り、ほくそ笑んでいるに違いない。日と親善試合を組んだのもW杯前にオランダにとっては未知なアジアのサッカーを経験しておくためだった。それが幸運にも、わずか数カ月前

  • 鹿島アントラーズ 「揺るぎなき常勝戦略」 ~J史上初3連覇のフロント力~(1/4) [Sports Graphic Number 745] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    Jリーグ発足以来、毎年のように優勝争いに絡み、昨季ついに13冠目のタイトルを獲得した。茨城の片田舎にあるクラブが常勝軍団となりえた背景には、“神様”ジーコがもたらしたプロ精神の継承、そしてチームを支えるフロントの驕ることなき緻密な戦略があった。 2009年、暮れ――。 イビチャ・オシムはオーストリアに帰るチケットを手に、11カ月ぶりに訪れた日を離れようとしていた。成田空港のロビーで記者たちに囲まれると、ゆっくりと椅子に腰を下ろしてから語り始めた。老将は話題の中心をJリーグのあるクラブに置いた。 「まさに日的バルセロナという戦い方だ。チームとしてのまとまり方、積極的なプレー、そして試合を勝利で終わらせるためのあのような知性を、日本代表にも持ってほしい」 いつもは辛口で知られるオシムには珍しく、礼賛の言葉が並んだ。「カシマ」という単語が弾むように何度も口をついて出た。 鹿島アントラーズは昨

  • 遠藤保仁の“凄み”とは何なのか?天皇杯に和製シャビ・アロンソを見た!(2/3) [Jリーグ特報] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

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