平素から六本木金魚をご愛顧いただきありがとうございます。 六本木金魚は、2024年4月20日に開店から30周年の節目を迎えます。 熟慮の末、この節目のタイミングをもって閉店することを決意いたしました。 建物や構造物の老朽化、舞台装置の保守整備、アップデートの難しさも然ることながら、開店から30年という月日が流れ、社会環境の大きな変化、エンターテインメントの多様化と細分化などもあり、四半世紀を過ぎて、六本木金魚としてのエンターテインメイントは一定の役割を果たすことができたのではないかと考えております。 今でこそ、LGBTQ含め、人々の様々な価値観や多様性を尊重する時代になってきていますが、開店当時はそのような意識はなく、マイノリティーとして平等に見られることの少なかったダンサーだからできたこと、それ以上に個々の能力や特性を信じ、六本木の路地裏から今までになかったショービジネスの一つとして発信