岩手県大槌町は2012年3月1日、同町の公式ホームページをクラウドサービス上に移行した(写真1)。同日、報道機関向けの発表会を開催し、碇川豊町長が新ホームページで最初の更新を行った(写真2)。コンテンツ管理システム(CMS)としてRuby製のオープンソースソフトウエア(OSS)Joruri CMSを採用。クラウドサービスはインターネットイニシアティブが同社のGIOを2年間無償提供する。 同町のホームページはこれまで庁舎内に設置したサーバーを使用していた。コンテンツはホームページ作成ソフトでHTMLファイルを作成し、FTPでアップロードしていた。 クラウドに移行したことで、災害時などに庁舎のサーバーやネットワークに不具合が起きても、ホームページにアクセスしやすくなり、データが失われにくくなるとしている。また、これまでは情報推進室の担当者が更新を行なっていたが、JoruriではWebブラウザー