気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2010年は、良くも悪くも韓国がこれまでになく世界から注目された年だったといえよう。ソウルで開催したG20の成功、韓国-EUのFTAや韓-米のFTAの締結、バンクーバー冬季五輪やサッカーワールドカップなどスポーツでの活躍は脚光を浴びた。 一方、北朝鮮の相次ぐ挑発により韓国と北朝鮮の関係は混迷を極めており、韓国の政治のみならず、経済や社会に対しても世界が不安視された。いわゆる、南北関係が大きく揺れた1年だったともいえる。 2010年1月の時点では、韓国の玄仁沢(ヒョン・インテク)統一部長官が、「北朝鮮核問題の解決や南北関係発展の重要な転換点を迎えるだろう」と述べ、年内には李明博(イ・ミョンバク)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記との南北首