主体的で幸福感の高いキャリアを歩むための勘所やコツをIT業界の最前線で活躍する、二人の元エンジニアに学ぶ「DX時代を勝ち抜くエンジニア成長戦略」。ここで株式会社レクター 取締役/一般社団法人日本CTO協会理事の広木氏が登壇。続いて、組織について考え、DXについて発信することになった経緯を話します。前回はこちらから。 バグやシステムの悪い部分を生み出しているものはなにか? 広木大地氏:好きなことってなんだったんだろう。最初は、いいコードを書きたい、悪いコードをリファクタリングしたい、もっと良いサービスにしたい、もっと社会のためになることをしたい、もっとみんなを驚かせたいと考えていました。そのための仕組みや仕掛けやライブラリなど、いろいろなものを考えて作っていこうと。 一生懸命やっていく中で、技術的なものはある種の手段だけど、手段にこだわるのも愛だ。愛のない目的は無意味だし、その逆もそうだなと