本記事は2022年12月時点のTime & Spaceの内容となります 最新の記事に関してはKDDIトビラをご確認ください。 消費電力が超少なくて、超遠くまで電波が飛びます IoTなど、最新のテクノロジー関連記事で、頻繁に目にするようになった「LPWA」という言葉。実際どんなものなのか? LPWAとは、Low Power Wide Areaの略。少ない電力消費で数kmの長距離通信が可能になる無線通信のことだ。長距離通信は規格によっても異なるが、携帯電話のLTE通信の通信可能距離が6km程度なのに対し、LPWAは理論上、1kmから最大50kmまで可能になる。LPWAの通信可能距離がいかに長いかがわかるだろう。 省電力についてもすごい。「俺のスマホのバッテリーは丸1日持つから、モバイルバッテリーなんて不要だね」と思っているあなた。LPWAの省電力はそんなレベルではない。乾電池1個分の電力で、1
世の中のあらゆるモノがインターネットに接続するようになると言われ、IoT(Internet of Things)の言葉はよく耳にするようになった。同時に、モノをインターネットに接続する無線通信回線として近年注目されているテクノロジーが、「LPWA(Low Power Wide Area)」だ。すでにさまざまな規格が策定され、世界中でサービスが開始されている。 こちらの記事もあわせてどうぞ 電池1個で1年以上通信できるIoT通信技術、『LPWA』とは? そして、このほど日本でこのLPWAの新しいタイプのサービスが始まる。その名も「LTE-M」。 LTE-Mとは? まず「LTE」は、ダウンロードで100Mbps以上、アップロードで50Mbps以上を叩き出す、私たちが普段から使っているケータイ・スマホ用高速回線のことだ。このLTEの帯域をやりくりし、空いた帯域で通信するのがLTE-M(Long
セルラーLPWA向け製品、成功するための要素を探る:技術、市場動向が断片化する中(1/3 ページ) モバイルネットワーク事業者による「LTE-M」や「NB-IoT」の展開を受け、デバイスメーカーは、新興市場の需要を満たすソリューション開発の加速が求められている。ソリューションで成功するには、最適なセルラー技術とネットワークに合わせて設定できるグローバル対応のデバイスを活用して、導入、運用、保守がシンプルな通信プロトコルと、消費電力を重視したデバイス管理を実現することが鍵になる。 IoTでの利点は明確も、市場動向は断片的なセルラーLPWA グローバル・セルラー通信技術は進化を続けている。IoT(モノのインターネット)のニーズに応えるLPWA(省電力広域)技術も例外ではない。中でも、「LTE-M」および「NB-IoT」といったセルラーLPWA技術は、データスループットと遅延を重視せず、消費電力
IoTデバイスを開発する上で重要なLPWA(低消費電力広域通信)ネットワークのうち、自前で基地局設置ができることから注目を集めているのが「LoRaWAN」です。本稿では、このLoRaWANについて、利用者視点で解説します。 IoT(モノのインターネット)デバイスが無線通信を行う際に、「低消費電力で長距離のデータ通信を可能とする技術」として注目を浴びているのが「LPWA(Low-Power Wide-Area Network)」です。その中でも“自前で基地局設置ができる”LPWAとして注目を浴びているが「LoRaWAN」です。 本稿では、LoRaWANについて、「どのくらいの通信が可能なのか」「低消費電力とは具体的にどのくらいか」「利用するためには何が必要なのか」「実際の実装の雰囲気は」といった利用者視点から解説していきます。 まずは「LPWA」の定義から LoRaWANの解説の前に、まずは
東洋計器とKDDIは1月23日、新たなIoT向け通信技術であるセルラーLPWA (LTE-M) 活用の共同推進について合意。今後、サービス提供の基盤となるLPガス事業者向けの新たなプラットフォームの構築や、ガススマートメーターなどの機器開発について共同で推進し、新規サービスの開発を進めていくと発表した。 概念図 東洋計器は、ガス・水道業界向けの集中監視システム「りんどうシステム」を1987年に開始し、KDDIは15年以上にわたるIoT/M2Mの提供実績を有し、IoT向け通信サービスやクラウドサービス、データ分析サービスを提供している。 両社は、それぞれのアセットを活用することで、LPガス事業者の業務効率化や利便性向上、LPガス契約者へ付加価値サービスを提供する新たなプラットフォームをクラウド上に構築。さらに、LPガスメーター用送信機「IoT-R」(IoT型りんどう)を開発し、低消費電力・広
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く