JPCERT-AT-2021-0049 JPCERT/CC 2021-11-16 I. 概要Webメールサービスのアカウント情報の詐取を目的としたフィッシングの被害に関するJPCERT/CCへの報告が増加しています。こうした攻撃は2020年初頭から確認されていますが、2021年6月以降に報告件数が増加しています。 [図1:Webメールサービスのアカウントを標的としたフィッシングに関する報告件数] Webメールサービスのメンテナンスやお知らせなどをかたったメールが送られており、メールの本文中のリンクへ接続すると、同サービスのログイン画面になりすましたサイトに誘導されます。そのサイトでメールアドレスとパスワードなどを入力して情報を送信すると、攻撃者にアカウント情報が詐取されます。また、詐取されたアカウント情報は、別のフィッシングメールを送るための踏み台として攻撃者に悪用され、さらなる攻撃が展開
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