インド・ニューデリー郊外のノイダで爆破解体された超高層住宅「ツインタワーズ」(2022年8月28日撮影)。(c)Sajjad HUSSAIN / AFP 【8月29日 AFP】インドの首都ニューデリー郊外ノイダ(Noida)で28日、違法建築に当たるとされた超高層住宅2棟が爆破解体された。 超高層住宅「ツインタワーズ(Twin Towers)」は高さ100メートルで、それぞれ32階建てと29階建て。政府が、不正を行った開発業者や公務員に対し見せしめのため厳しい措置を取るのはまれ。 ツインタワーズをめぐっては、9年に及ぶ法廷闘争を経て最高裁判所が昨年、高層住宅の安全基準に違反しており、開発業者と当局が不正に関与していたとの判断を示した。 総戸数1000戸近くに上るが、これまで誰も入居したことはなかった。爆破前には、近隣の高層ビルの住民数千人と野良犬が避難した。その中にはツインタワーズからわず