特撮ヒーローのレプリカマスクをインターネットで販売したなどとして、60代の兄弟が著作権法違反の疑いで逮捕され、警視庁は1000万円以上を不正に得ていたとみて捜査しています。 警視庁によりますと、2人は去年、「仮面ライダー」のレプリカマスクをインターネットオークションでおよそ9万円で販売したほか、「ウルトラマン」などのレプリカマスク7個を販売目的で所持したとして著作権法違反の疑いが持たれています。 以前、製造業に携わっていた兄の嘉和容疑者がマスクを製作し、弟の久和容疑者が販売を担当していたとみられています。 調べに対し、いずれも容疑を認め「生活費ほしさから、これまでにおよそ100個を販売した」と供述しているということです。 自宅などからは設計図やマスクの型などが押収されていて、警視庁は1000万円以上を不正に得ていたとみて販売ルートなどを調べています。