面接の鍵は“具体的に話す”こと 採用面接の質問といえば、「簡単に自己紹介をお願いします」「3分ほどで自己PRを」「転職のきっかけは?」「志望動機は?」などなど。普通の会話だったら「え、いきなりそんな…」な質問が、面接場面ではけっこう普通にとんできますよね。 緊張状態でこういった質問を受けても、初対面の面接官ときちんとコミュニケーションをとって返答することが応募者には求められます。これを打開する鍵として、一つ“具体的に話す”ことが挙げられるのではないでしょうか。今回はこれについて考えてみましょう。 抽象的な話、具体的な話 世の中の話を「具体的」「抽象的」の二つに大別するなら、採用面接を受けるときに優先すべきは明らかに「具体的」な話。抽象的な話は、テーマの全容は伝えられるけれど、良くも悪くも一般性が高い。一方具体的な話は、同じ5分を使って話すとすれば、ある部分に限定して話さざるをえなくなるも