「ゲーム、遊んでますか?ボクは相変わらずです」 ある会社のホームページの「代表メッセージ」に目がとまった。 古いゲームを新しいゲーム機でも遊べるように「移植する」ことで、未来に受け継ごうとしているという。 私(記者)は無類のゲーム好き。休みの日はたいていゲームをしている。 忙しければ忙しいほど、睡眠時間を削ってゲームをしてしまう。 どうやらこの会社、ゲームファンの間では「神移植」と噂される業界でも有名な会社らしい。 一体なにが「神」なのか? そこには、驚くべきこだわりの世界が広がっていた。
長いことゲームをプレイしていると、10年や20年に1本くらいは、終わった後もずっとそのことを考え続けてしまうゲームがある。人によってそれが何かはそれぞれだけど、『ファイナルファンタジーX』(以下、『X』)は、かなりの人たちにとってその1本になっているんじゃないだろうか。 『X』は、プラットフォームがプレイステーション2、すなわちDVD-ROMに移行して初めての『FF』シリーズだ。豊潤なディスク容量による援護を受け、シリーズとして初めてフルボイスを導入。これにより、キャラクターだけでなく背景まで3D化し、カメラワークが自在になることで、より感情移入を誘う映画的な演出が自然にできるようになった。これは現在楽しまれているさまざまなゲームのある種の源流と言えるだろう。その結果、販売本数はオリジナル版だけでも国内320万本を記録し、プレイステーション2用タイトルとして歴代2位の数を誇っている。 また
アート性の高いゲーム内の美麗な写真、スクリーンショットを撮影する“Virtual Photography”(バーチャルフォトグラフィー)というカルチャーが盛り上がりを見せている。フォトモードのあるゲームが中心となっているが、フォトモードがないゲームに関しては、PCでMODを導入し作品を作るユーザーもいるほどだ。 その熱量の源泉はどこにあるのかを知るべく、バーチャルフォトグラフィーの作品をつくり、自身のコミュニティ“VPCONTEXT”を運営するELI THE WALKERさんに話を伺った。 バーチャルフォトグラフィーにゲームの奥深さ、美しさを再発見する Twitter、Instagramでハッシュタグ“#VirtualPhotography”を検索すると、現実と見紛うようなゲーム内で撮影された写真を見ることができる。ゲームのプレイ時とは異なる視点、角度でゲームを切り取った1枚に、遊んでいた
32年間を経て、今村孝矢さんは任天堂を退社した。「スターフォックス」、「F-ZERO」、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』など、今となってはゲームの古典と言える傑作の数々に携わっていた今村さんの退社は、自身のツイートをきっかけに世界中のゲーマーの間で話題となった。今後は大阪国際工科専門職大学でCGアニメーションを含むデジタルコンテンツを教えつつ、フリーランスでも活動を続けると言う。 今村さんの今後の活躍について別のインタビュー記事で詳しく聞いているのでぜひチェックしてほしいが、本インタビューでは任天堂時代を振り返ってもらった。 今村孝矢さん。 32年間という、筆者にはおよそ想像もできないほど長い間をどのように振り返るのかを尋ねた。今村さんはしばらく考えてから、このように答えた。 「思えば、ずっと宮本さんの下で働いた32年間でしたね」と。 マリオやゼルダの生みの親として知られる宮本茂さんが20
今まで、バンクーバー→バルセロナ→シンガポール→香港で働いてきました。それでいろいろな職場を見てきたので、海外のゲーム会社であった制度について、列挙してみました。 日本の会社でも、既に同様の制度をやっていて、珍しくない場合も多くあると思います。 複数の会社のケースを混ぜて書いています。 ゲーム開発技術に関することは、ほとんど書いていません。 ご指摘がありましたら、修正したり詳細を追加しますので、お気軽にどうぞ(内容が後で変わる可能性があります) 人事(採用) 面接 ビザ リファラル採用 リファレンスチェック(照会) カンファレンス時の招待者限定パーティー 人事(評価) 相互評価制度 OKR(Objectives and Key Results) 人事(解雇) 解雇 PIP(Performance Improvement Plan) スタジオ閉鎖 人事(その他) 若手が海外スタジオで1年間働
新型コロナウィルスの渦中、私はウデマエXになった。 Nintendo Switchのソフトにある『スプラトゥーン2』というゲームに出合ったのは、2年10ヶ月前になる。品薄だった本体を買うためにようやくゲットできたのが、本体とこのスプラトゥーン2の同梱版だった。そもそもNintendo Switchを買うのも、夫と子どものためであったので、自分は後ろでゲームする2人を見ようと思っていたのだ。それもスプラではなく、別ゲームを。ただ、この同梱されたゲームを触った夫が勧めてきた。 「このゲームは女の人も向いてると思うよ、やってみたらー」 確かに、イカやタコを模したキャラクターはかわいい。出てくるキャラも個性的なウニやネコ。ゲーム内で「ギア」と呼ばれる服装(これがまたデザイン豊富)を組み替えることでゲームプレーに影響がでる。ゲームを上手くしたいと格好悪くなりそうで、センスをくすぐってくる。 そんな見
(四半世紀前の思い出。間違い、勘違いがいくつかあります。修正しようと努力しましたが、次第につじつま合わせに必死になり、書き上げた時の情熱を自ら消してしまいかねないと気づきました。なので10年以上も迷って、やっとついに書き上げることができたままの文を残しておきます。) 大学生時代、塾講師のバイトをしていた。理由は金。岩手県で「現役東北大学生が勉強を教えます」とぶん回せば仕事がたくさん来た。家庭教師もしていたが、すぐに塾一本に絞った。希少性を高めるため、不便なところを狙った。動機は金。岩手の実家から高速バスで1時間半揺られ、山奥の町の中にあるたったひとつの塾に週3回通った。当時の岩手はのんきなもので、高校進学の選択肢もそんなに多くはなかった。進学校に行くか、そうではない高校に行くか、それぐらい。それでも我が子のよりよい将来を願って、子供を塾に通わせる親が増えてきていた。 両親の願いを背負って送
緊急でエントリを投稿します。本日2月6日10時30分より厚労省の主催で「ゲーム依存症対策関係者連絡会議」が行われる予定です。厚労省は当該会議の開催にあたって、事前に使用資料配布を行っているのですが、それを拝読して「こりゃ、エライことになりそうだ」と思ったので早朝に一人パジャマ姿でエントリをしたためております。 当該会合では久里浜医療センターの樋口進センター長が2019年1月から3月に行った中高生のゲーム利用に関する全国調査の結果発表を行うこととなっています。そして、その資料の中には「中高生のゲーム依存95万人」だとか、「その比率が国際的に非常に高い」だとかを示唆する資料が沢山出て来ています。(資料はコチラから参照) おそらくこの会合の後には、各報道機関から「厚労省調査:国内中高生93万人にゲーム依存の疑い。国際的にも非常に高い水準」などという見出しのニュースが出がちだと思うのですが、各報道
eoblogは 2017年3月31日(金)15:00 をもってサービスを終了いたしました。 長年にわたりご愛顧いただき誠にありがとうございました。
任天堂の各ホームページで展開している、さまざまなプロジェクトの経緯や背景を社長(当時)の岩田聡が開発スタッフに訊くインタビュー企画「社長が訊く」へのリンク集です。 Wii U 『Splatoon(スプラトゥーン)』 (2015年5月21日公開) 『XenobladeX(ゼノブレイドクロス)』 (2015年4月28日公開) 「フィットメーター」 (2013年12月6日公開) 『スーパーマリオ 3Dワールド』 (2013年11月14日公開) 『Wii Sports Club』 (2013年10月29日公開) 『ゼルダの伝説 風のタクト HD』 (2013年9月18日公開) 『The Wonderful 101』 (2013年8月11日公開) 『New スーパールイージ U』 (2013年7月4日公開) 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』 (2013年3月29日公開) 『ゲー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く