過日の「EVO Japan 2019」で、『鉄拳7』部門で優勝したプレイヤーが大きく話題となった。それは、彼が無名のパキスタン人だったからだ。また、彼は自国内ランキングの8位であり、国に戻れば彼よりも強い人間がまだまだいるという発言も、驚きとともにあちこちで報道がなされた。 なぜ、彼はそんなに強かったのか。そしてそんな彼が極東で開催された大会になぜ飛び込んだのか。 そんな疑問に端的に答えてくれる人物がいる。それは複数の言語を使いこなし、世界中のあらゆる国に独自の人脈を持ってゲームの情報を収集し、ゲームのためとあらば危険なブラックマーケットにも飛び込んでいく、ゲーム専門調査会社・メディアクリエイトの国際部主席アナリスト、佐藤翔氏だ。 この連載「世界は今日もゲーマーだらけ」では、その佐藤氏の幅広い知識や実体験をバックに、日本とまったく異なる新興国のゲーマーたちが、いったいどんなゲーム生活を送っ
誰かから好きになってもらえたことが 一度もなく、 22歳で、処女だった。 本当に本当に本当に焦っていた。 この年齢で処女であることに本当に焦っていた。 当時、大学4年生の22歳で処女だった。 17歳くらいから「実はこの間彼氏と…」という報告を友達からされるようになり、 22歳になるころには当たり前に女子会でセックスの話題になることが増えた。 自分だけが知らない話題が頻繁に出ることに疎外感を覚えた。 自分自身はクソブスのインキャだけど、 友達とか所属してるゼミとかサークルとかバイト先とかの人は可愛い子ばっかりで 自分の親しい子の中には一人も処女がいなかった。 「えっ!?まだしたことないの?」 「22歳で処女は重いよ、早く卒業しちゃいなよ」 「初めては大事にしなよ」 たくさんの人から色々な意見をもらった。 セックスを経験している同い年の子や後輩が、自分よりずっとずっと大人に見えた。 「彼氏とH
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