京都府亀岡市教育委員会は、新型コロナウイルスの影響で臨時休校中の子どもたちに向け、地元ゆかりの戦国武将、明智光秀について学ぶ短編映像を市ホームページなどで公開している。光秀がモチーフのキャラクターが登場し、歴史資料について解説する。 休館中の市文化資料館(古世町)が、3月上旬に公開した映像に続いて制作。今回は光秀を模した「戦国VTuber明智光秀」が、同資料館で展示したことのある歴史資料について、身ぶり手ぶりを交えながら易しく紹介する。 第1回では、大阪府岸和田市の本徳寺が所蔵する唯一の肖像画を示し、「この人物が誰か分かるかな」と問い掛け、光秀が旧亀山城下町の基礎を築いたことなど地元との関わりを伝えている。今後、光秀が医学に通じていたことがうかがえる医学書「針薬方(しんやくほう)」や、豊臣(羽柴)秀吉との連署状など、五つの資料を紹介する予定。 週に1回新しい映像が公開され、動画投稿サイト「