Android端末で何ができるか、ほんとに知ってる? 次の日、クウは早速ユウヤに通信経路上でパスワードが閲覧できない状態にしたAndroidアプリケーションを見せることとした。 クウ 「ふふ。今日は一味違うぜ!」 ユウヤ 「何が?」 クウ 「まあ、見たまえ。今度はパスワード……。あ、電池残量がほとんどない……」 ユウヤ 「確かに一味違うな」 クウ 「むう……。充電しなきゃ~。USBポートの空きがないからどうしよ」 ユウヤ 「俺のPCのUSBポート貸してやろうか?」 クウ 「ありがとー」 クウは、ユウヤに言われるままに、ユウヤのPCのUSBポートに自分のAndroid端末を接続した。 ユウヤ 「で、何だったっけ?」 クウ 「あ! 忘れるところだった! 今回はパスワード分からないようにしたのだ!」 ユウヤ 「パスワードって、“pa$$kuu!”ってやつ? 前のやつの前後入れ替わっただけじゃん」
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