2016年06月11日04:18 カテゴリ出来事 「ゲーム雑誌にとって何よりも大切なものが読者だ」~セガの不興を買った英ドリームキャスト専門誌の記者が得た教訓とは かつてイギリスに「DC-UK」というドリームキャストの専門誌がありました。2年ほどで終わってしまいましたが、イギリスではセガは根強い支持があったこともあり、なかなかの人気ぶりだったようです。 その雑誌に創刊時から参加し、2代目の編集長も務めたのが、今もゲームライターとして活躍されているキース・スチュアートという人物でした。そのスチュアート氏が最近、イギリスのゲームサイトに当時の思い出話を書かれており、これがなかなか興味深い内容なので、ここに紹介したいと思います。 * * * それは1999年冬のことだった。当時、ゲームの世界は妙なことになっていた。初代プレイステーションはその劇的な生涯を閉じようとしており、早くも後継機をめぐる空