横浜・大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(2020年2月20日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI / AFP 【2月20日 AFP】軽快なイタリア語なまりの英語で、気の利いたジョークを織り交ぜつつ重要な健康情報を連日伝え、新型コロナウイルスの集団感染に不安を募らせる乗客たちを落ち着かせてきたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)」のジェナーロ・アルマ(Gennaro Arma)船長に、称賛の声が上がっている。 運営会社プリンセス・クルーズ(Princess Cruises)によると、イタリア・ソレント(Sorrento)半島出身のアルマ船長は、1998年に入社。研修生からスタートし、2018年にダイヤモンド・プリンセスの船長に就任した。 しかし、その出世の先で、ダイヤモンド・プリンセスが14日間にわたる過酷な隔離下に置かれ、60