「書評」というのを今まで見たことがないのでしょうか? まず、何か見られるか、または過去に読んだことのある書評を取り出すか思い出して、参照すべきでしょう。そもそも、書評というのものの実際の姿を知らないで、書評の書き方も何もないでしょう。 そういう準備の上で、「書評」というのは、読んだ本(つまり書物)を紹介すると共に評価する文章です。普通、字数制限があって、あまり長いものではありません。逆に、短いので、文章力や、文書構成力が試されてきます。 書評は、基本的に二つの情報というか、内容がなければなりません。 一つは、書物の内容や、作者、などのコンテンツについての或る程度客観的な情報です。本にもよるのですが、推理小説の結末などの種を明かしてはならないというのが原則で、その他にも書評する本のタイプによって、これは公開してはならないという情報があります。とまれ、小説ならストーリーの断面というか、ある筋の