Appleでモバイルデバイス開発の責任者を務めてきた上級幹部のMark Papermaster氏が同社を退職した。 同氏が解雇されたのか、自ら辞職したのかは明らかではないが、Appleのウェブサイトからは同氏の経歴が削除されている。Papermaster氏の後任は、Macハードウェアエンジニアリング担当のシニアバイスプレジデントを務めるBob Mansfield氏。 Papermaster氏はAppleに入社してから、「iPhone」のデザインおよびエンジニアリングを統括してきた。そんな同氏の突然の離職は、最新iPhoneの発売後に大きく騒がれたアンテナ受信問題に関係があるのではないかと憶測を呼んでいる。 同氏のAppleでの在任期間は短く、同氏を雇用するために同社が対処しなければならなかった法的な問題を考えると、Papermaster氏の働きはAppleにとって満足できるものではなかった
8月7日、米アップルの「iPhone」の技術責任者が退社したことが明らかに。メルボルンで7月撮影(2010年 ロイター/Mick Tsikas) [サンフランシスコ 7日 ロイター] 米アップルAAPL.Oで携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」の技術責任者を務めたマーク・ペーパーマスター上級副社長が、同社を退社していたことが分かった。 ニューヨーク・タイムズ紙の報道を広報担当者が確認した。退社の理由は明らかにしていない。 アップルが6月に発売した携帯電話端末の最新機種「iPhone4」については、米消費者団体専門誌コンシューマー・リポートが電波感度に問題があると指摘。その後、アップルはジョブズ最高経営責任者(CEO)が7月16日に記者会見を行い、利用者に専用ケースを無償提供するなどの対応策を発表していた。ペーパーマスター氏は、この会見に出席していなかった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く