リクルートホールディングス(HD)は15日、オンライン予備校事業に参入した。グループ会社が運営している大学進学情報サイト「受験サプリ」のサービスの一環で、同日から予備校の講師経験者らによる講義の有料配信を開始、一部は無料で提供している。 [社会人] ビジネスパーソンのビジネス英語 キャリアや転職に差は出るの? 英語と数学の講義で1回あたり60分、10講義で1セットとなり料金は5千円。一橋大や大阪大、早稲田大、慶応大など有名大学別の対策講座をそろえた。センター試験対策講座に限って当面、無料で提供する予定で、10月末からはスマートフォン版を開始する。来年4月からはサービスを拡大し、科目やコース、取り扱い大学を広げる予定。 リクルートHDの推計では、大学受験予備校の市場規模は約4千億円。ネット経由によるオンライン講義は、大手予備校やベンチャー企業などがすでに実施しているが、「経験豊富な講師