真福寺本『日本霊異記』の巻頭が真福寺(大須観音)で発見されたという。 日本最古の説話集の巻頭部分か:NHK NEWSWEB 名古屋市内の寺から、日本で最も古い説話集とされ、国の重要文化財の「日本霊異記」の未発見の巻頭部分とみられる史料が専門家のグループの調査で見つかり、貴重な文化財として注目されています。 新たに史料が見つかったのは名古屋市にある大須観音です。 大須観音では、平安時代に書かれた日本で最も古い説話集とされ、仏教の教えが書かれた国の重要文化財の「日本霊異記」の写本を所有していますが、これまでは巻頭部分がない状態でした。 『日本霊異記』は三巻からなるが、すべて揃った完本の古写本がない。上巻のみの最古写本興福寺本(国宝)と、上巻のない真福寺本を取り合わせて本文を作成する。なお、興福寺本は奈良女子大学附属図書館の奈良地域関連資料画像データベースで見ることができる。 興福寺本『日本霊異