10月と11月のそれぞれ1週間について、 学校での勤務時間を調べたところ、 一日当たりの平均は 平日で、 ▽中学校では11時間1分、 ▽小学校では10時間45分と 前回に比べていずれも30分程度減りました。 土日は、 ▽中学校は2時間18分と前回より1時間余り減少し、 ▽小学校では36分で、30分余り減少しました。 一方、国が残業の上限として示している月45時間を超えるとみられる教員が、中学校の77.1%、小学校の64.5%に上ることが分かりました。 また、今回行われた調査で「過労死ライン」と言われる 月80時間の残業に相当する可能性がある教員は、 ▽中学校で36.6%、 ▽小学校で14.2%でした。 6年前の前回は ▽中学校で57.7%、 ▽小学校で33.4%でした。 文部科学省は、ICTを活用した負担軽減策やコロナ禍での学校行事の縮小などで勤務時間は減少したものの、依然として長時間勤務