凄くアホな私が、自分で理解する為に書きながら本を読むシリーズ第二回です(適当)。村上春樹は「走ることについて語るときに僕の語ること」の中で、「僕は書きながらじゃないとものを考えることが出来ない。だから走ることについて書いてみようと思った(確かこんな感じだった)」と言っていたのですが、それは私も同じようです。書くことによって、わけわからんちんだった内容が段々と頭に入ってきます。それでは先日の続きです。 はじめに、で言っていた事はまとめてしまえば私達は無数の文化がおりなす市場の中で生きていて、そこから社会性というか制度というか生き方みたいなものを得ているということ。そしてだからこそその状況、文化を分析することで、「現代の危機」に対処することができる。その為の方法とは何か、というのが本書の問題提起、だと思う。 そして第一章「ポストモダンの公私」では、とりあえず「社会性がいかに編成されているか」を