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批評と読書に関するmordecaiのブックマーク (1)

  • ジャンル論 - Screaming at a Wall

    増田聡さんの『聴衆をつくる―音楽批評の解体文法』というを読んでます。 ポピュラー音楽をめぐる言説において「愛着のディスクール」の支配が根深い、つまり自分がそのアーティスト、作品を好きであることがそれを語るのに必要不可欠となってしまっている、という序文の指摘は、ポピュラー音楽のジャーナリズム、評論(ロッキンオンに典型的な)に対して自分が感じていた違和感を適切に言葉で表してて納得してしまったり。 3章まで読んだんですが、特に2章のジャンル論が興味深いです。 ポピュラー音楽のジャンル観念は ①恣意性(作品の持つさまざまな特質のどれをメルクマークとみなすかの判断で異なる分類体系へと編成される余地を残す) ②規範性(いったん分類が成立するとその分類は容易には変えられず、音楽家や聴衆には社会的リアリティを持つ規範として働く) という二面性を持ち、両者は実際のポピュラー音楽の実践全体のなかで相互に絡ま

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