先月の日経ビジネス オンライン総合ランキングで5位になった「“殿様”にはなれない日本の首相」で、元首相夫人の立場から日本の政治システムが抱える問題点について指摘した細川佳代子氏。 記事では、福田康夫前首相の辞任を、個人や政党特有の問題ではなく、政治システム全体そして日本が持つ独特の“空気”という視点から指摘した。それが、読者から「とても参考になった」という評価が8割を超えるという反響につながったと見られる。 しかし、氏の本職は政治や社会評論ではない。複数のNPO法人(特定非営利活動法人)などの代表として、慈善活動に携わる日々を送っている。その活動の中で、最近強く感じることが、「日本は今、寄付の革命が起きている」ということだ。それについて聞いてみた。 細川佳代子 日本には、欧米などの諸外国と比べると、「寄付の文化が根づいていない」。以前はそう感じることがありました。しかし、最近はそうした思い
![ソフトバンク和田投手が起こした革命:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)