梅雨前線の影響を受けない関東から西では24日、午前中から晴れて各地で気温が上昇し、23日に続き35度以上の猛暑日となる地点が続出した。気象庁によると、埼玉県熊谷市では24日午後0時57分に39.3度と、今夏の全国最高気温を記録した。 全国の6月の観測史上最高気温は、これまでは1991年6月27日に静岡市で記録した38.3度で、39度台は初めて。 関東北部を中心に6月の最高気温を更新する地点も相次いだ。同庁は熱中症に注意を呼び掛けている。 この猛暑は、日本列島の南東海上に高気圧があり、その縁を回るように南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため。 【関連記事】 【特集】猛暑列島〜勢いづく夏物商戦 【南極ウオーカーズ】零下40度、ブリザードでも中は快適 【南極ウオーカーズ】大学院生の越冬初体験 〔写真特集〕ウェザーフォト・気象の写真 埼玉で39.2度=今夏最高、6月初の39