サラリーマンの小遣いの月額平均が昨年に比べて4100円減の3万6500円となり、バブル崩壊後の最低額となったことが27日、新生銀行系ノンバンク「新生フィナンシャル」の調査で分かった。小遣いの減少は4年連続で、昼食の弁当持参や飲み代の節約など、サラリーマンの努力が続いている実態が浮き彫りとなった。 小遣いの減少に伴って、昼食の1週間のうち「弁当持参」は1・84回となり、昨年から0・34回上昇。「購入した弁当」「社員食堂」「外食」を抑え、昨年に続きトップだった。2007年から10年までは500円台だった昼食代は490円となり、昨年から10円減った。 また、2009年には6千円以上だった1回当たりの「飲み代」は3540円と昨年から650円減少した。 理想の小遣い額は昨年と同額の6万1300円。ただ、実際の小遣いは減少しており、現実とは2万4800円も開いた。小遣いが足りないときは「使わずに