ほてった乙女心に冷水ぶっかける一冊(このエントリは女の子向け)。 特に、「恋愛しなきゃ」と思ってる女子は保険のつもりで読んでおくといい。「好き・ときめきと・キス」で終わるのは、さすがの猿飛だけ。現実は「その先」があり、その先こそ楽しく、やっかいなんだ。インスタントな恋愛は冷めるのも早い。 人のプラスのパワーのうち、最も強いものは、誰かを好きになること。くだらなかった毎日がイキイキとなる。あの人を思うだけで胸がギュっと熱くなる。自分のことを分かってくれる、美しく優しい人を初めて見つけたんだとボっとしてくる。 ホントは生物的な反応で、アドレナリンが湧いてるだけ。あるいは、「優しい」だの「分かってくれる」だの、自分でそう思ってるだけ。恋が盲目にしてるだけ。自分好みの相手を作り上げる「創作の喜び」に浸っているだけ――と、容赦なし。 学校はあてにならない。学校でやっている「オシベとメシベ」、あんなの
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