2019年10月5日のブックマーク (2件)

  • あとがき3 【ゲスト投稿】お星様の話:喬秀岩『義疏学衰亡史論 東京大学東洋文化研究所研究報告』(白峰社、2001年) - あとがき愛読党ブログ

    今回はなんと、いきなりゲスト投稿である。わが大先輩、二歩氏からの玉稿を賜った。「第三回目にして!?」と思われるかもしれないが、このままブログをあとがき公共圏として育てていきたいので、どしどし投稿してほしい。それではご賞味あれ! ******* 義疏學衰亡史論 (東京大學東洋文化研究所研究報告) 作者: 喬秀岩 出版社/メーカー: 白峰社 発売日: 2001/02 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 或る人の説に曰く:「學問的真理の無力さは,北極星の『無力』さと似ている。北極星は個別的に道に迷った旅人に手をさしのべて,導いてはくれない。それを北極星に期待するのは,期待過剰というものである。しかし北極星はいかなる旅人にも,つねに基的方角を示すしるしとなる。旅人は,自らの智惠と勇氣をもって,自らの決斷によって,したがって自らの責任において,自己の途をえらびとるのである。北極星はそ

    あとがき3 【ゲスト投稿】お星様の話:喬秀岩『義疏学衰亡史論 東京大学東洋文化研究所研究報告』(白峰社、2001年) - あとがき愛読党ブログ
  • タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    タモリさん 天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで一九六五年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人

    タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-