2021年2月7日のブックマーク (1件)

  • 宇都宮LRT、新幹線…「新線工事」はなぜ遅れるか

    栃木県宇都宮市は1月25日、2022年3月の開業を目指してJR宇都宮駅東口から田技研北門(同県芳賀町)まで14.6kmの整備を進めている「芳賀・宇都宮LRT」について、開業時期が1年程度遅れるとともに、事業費が226億円増額する見通しだと発表した。 鉄道の新線整備をめぐっては、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業時期が当初予定の2023年春から1年程度遅れる見込みとなり、あわせて事業費の上振れが明らかになったことも記憶に新しい。 なぜ、鉄道の新路線整備は遅れてしまうのだろうか。 宇都宮LRTは「用地取得」が要因 新線の開業までには計画決定、鉄道事業法に基づく許可申請や環境アセスメントなどの各種手続き、用地取得、工事発注、工事といったさまざまなステップがある。工事は複数の工区に分けて同時並行で進められるが、鉄道は1の線であるから、1カ所でも工事が完了しなければ開業することはできない。つまりいずれ

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