2023年3月20日のブックマーク (2件)

  • 昔の茨城弁集/小説の中の茨城方言

    ◆長塚節の作品 1.小説『土』 小説の中で描かれた茨城弁の代表はなんといっても、長塚節(1879-1915 )が33歳の時発刊した『土』(1912:大正元年)です。日の農民文学の頂点をなす作品の一つになっています。 長塚節は当時の結城郡石下町国生(現在の地名は町村合併によって不明)生まれです。茨城県西部にあたります。『土』の中で描かれている農民の悲惨さを思うと彼の出を邪推してしまうのですが、実は豪農の生まれで、満四歳で尋常小学校に入学したようにとても頭の良い子だったと記録されています。その後現在の水戸一校へ主席で進級しましたが四年(17歳)の時脳神経衰弱とされて退学してしまいました。その後の療養生活の中で正岡子規が主催する『子規』に入門したことがきっかけになってついに文壇に入ったのでした。しかし、彼が描いた農民の貧しさには、現代人がついに失った田舎や自然の環境がアンチテーゼのようにこぼれ

  • 我が国の島を数えました | 国土地理院

    我が国の島を一定の条件のもと数えました。その結果、14,125島となりましたので、お知らせいたします。 この度、国土地理院が維持管理する詳細な電子国土基図を用いて、我が国の島を一定の条件のもと数えた結果、14,125島となりました。 「島の定義」については、海洋法に関する国際連合条約に基づいていますが、「島の計数方法」については国際的な取り決めはありません。そのため、島の計数に当たっては、法令等に基づく島のほか、地図に描画された陸地のうち自然に形成されたと判断した周囲長0.1km以上の陸地を対象に数えました(資料1)。 自然に形成されたか否かは過去の地図をもとに判断することとしましたが、小さい陸地については過去の地図では描画されていない場合があり、その判断が困難であることから、電子国土基図に描画された全ての陸地120,729(令和4年1月時点)のうち、周囲長0.1km以上の陸地のみを判

    我が国の島を数えました | 国土地理院