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  • 植物の漢字表記    湯浅浩史   俳句で植物名を表すのは

    植物の漢字表記    湯浅浩史 俳句で植物名を表すのは、近代になって西洋から渡米した植物以外は、ふつう漢字が使われます。ハギは萩、カエデは楓と書かれています。ハギもカエデも日語です。しかし漢字は中国で作られたため、来は中国の植物をもとにしています。そのため混乱や誤解も生じています。『万葉集』のハギの歌一四二首の中に、「萩」の字は全く使われていません。多くは「芽子」とか万葉仮名で「波疑」のように表記されています。中国名の萩はキク科のヨモギのような草だそうです。ハギは胡枝花(胡枝子)と綴られます。 アジサイは俳界ではふつう紫陽花が用いられていますが、『万葉集』では、その表記はされていません。それもそのはず、これは中国の詩人、白居易(白楽天)の造語で、寺に栽培されている香ばしい花の名を誰も知らないので、紫陽花と名づけたと述べられています。 白楽天の紫陽花を日のアジサイにあてたのは源 順のよ

    mori-tahyoue
    mori-tahyoue 2014/05/14
    「中国名の萩はキク科のヨモギのような草だそうです。ハギは胡枝花(胡枝子)と綴られます。 アジサイは俳界ではふつう紫陽花が用いられていますが、『万葉集』では、その表記はされていません。それもそのはず、」
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