米ニューヨーク州バファローで、雪に埋もれた車両(2022年12月26日撮影)。(c)Joed Viera / AFP 【12月27日 AFP】米国を襲った冬の嵐では、26日までに9州で計47人が死亡した。うち少なくとも25人が死亡したニューヨーク州の知事は、「世紀の吹雪」が続いていると指摘。当局は、大雪により身動きが取れなくなった住民の救助を急いでいる。 米国では23日から25日にかけ、本土48州すべてで強風による体感温度が氷点下に到達。寒波はクリスマス休暇を直撃し、各地で停電や交通の混乱を引き起こした。航空便情報サイト「フライトアウェア(FlightAware)」によると、26日には2600便以上が欠航し、ここ数日の欠航数は1万5000便を超えた。 北東部の一部では、現在も吹雪が継続。特に被害が大きかったニューヨーク州西部のバファロー(Buffalo)市などでは、激しい雪や風で視界が奪わ