ブックマーク / econ101.jp (6)

  • ジョセフ・ヒース「アメリカの多文化主義は矛盾を抱え込んでいる」(2023年9月23日)

    Multinational culture isometric composition with people of different races and nationalities in folk costumes vector illustration しばらくアメリカに在住していたが、人種的正義を求める闘いで公理となっているものは、現実的な解決策となっておらず、逆に人種間の対立を世代をまたいで再生産してしまっていると思った。これをアメリカリベラルは理解できておらず、多くの逆効果(マイノリティ・グループの一部を共和党の掌中に追いやっている等)を生んでいる。このエントリは、そう確信するに至った分析を極めて簡潔にまとめるのを目的にしている。他の場所や、今後のエントリで、この立場を裏付ける様々な論拠を示す予定だが、今回はひとまず、この私の見解がどのようなものか知ってもらうために、分かりや

    ジョセフ・ヒース「アメリカの多文化主義は矛盾を抱え込んでいる」(2023年9月23日)
    mori99
    mori99 2023/10/02
    外からみると、過去の罪から考えるなら、先住民問題を黒人問題と同じぐらいに重要視してもよかろうにとは感じる。なんだろうね
  • ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)

    By 稲ノ歯鯨 – Own work, CC BY-SA 4.0 2020年代は1990年代とはちがう BBC の東京特派員ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズが書いた,日についてのエッセイが広く話題になってる〔日語版〕.ぼくも読んでみたけれど,ひどくいらいらしてしまった.このベテランジャーナリストは――2012年から日に暮らして働いたすえに――日の印象をまとめている.彼によれば,日は停滞して硬直した国で,「ここに来て10年経って,日のありようにもなじみ,次の点を受け入れるにいたった.日は,変化しそうにない.」 でも,日に暮らしたことがあって,2011年以降も年に1ヶ月間ほどここに来て過ごすのを繰り返してる人物として,そして,日経済についてかなりの分量を書いてきた人物として言わせてもらえば,日はまちがいなく様変わりしてる.すごく目につきやすくて重要なところがあれこれ

    ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)
    mori99
    mori99 2023/02/02
    日本の移民は近隣の東アジアや東南アジアから来るので価値観や宗教的な差異が相対的に少なく、外見も変わらないので欧米のような通りすがりのヘイトクライムが発生しにくいのは利点だと思う。
  • ピーター・ターチン「“食物連鎖の下層を食べること”の闇の側面」(2021年3月6日)

    The dark side of “eating lower on the food chain” March 06, 2021 by Peter Turchin 9年前、私は人生において最も重大な決断を下した――いわゆるパレオダイエット [1]訳注:狩猟採集民に倣って、肉や野菜を中心にべ、穀物をなるべく接種しない事方法 に切り替えたのだ(「パレオ」は、少し誤解を表現だと過去のエントリで説明している)。もし切り替えていなければ、アメリカの肥満統計の上昇に私は貢献していたに違いない。パレオダイエットに切り替えてから、半年も経たないうちに、体重が20ポンドも減り、平均値は今の体重に落ち着いた。もっとも、体重は実際にはさほど重要でない。よりもっと重要なのが、切り替えてからの数ヶ月後に、総体的な健康状態の劇的な改善を私が経験したことにある。今、私は10年前より気分が良い、(間違いなく)10歳老

    ピーター・ターチン「“食物連鎖の下層を食べること”の闇の側面」(2021年3月6日)
    mori99
    mori99 2021/03/20
    普通に糖尿病初期だったのでは? 炭水化物を適度な量にするだけで良かったのではないかと思ったり。家畜化された動物は長生きになるので自分自身を家畜化した人間も長生きになったということで、原始時代は短命で
  • アレックス・タバロック「どうして性差別と人種差別は減っていかないんだろう――誰もが性別差別も人種差別もあまりやらなくなってるのに」

    [Alex Tabarrok, “Why Sexism and Racism Never Diminish–Even When Everyone Becomes Less Sexist and Racist,” Marginal Revolution, June 30, 2018] 概念は参照クラスしだいでちがってくるという考えはべつに新しくもない.背の低いバスケ選手は背が高いし,貧しいアメリカ人はお金もちだ.とはいえ,青い点はとにかく青い点だろ,と思ったことがある人はいるだろう.青色は波長で定義できる.だから,青いかどうかの線引きにはあいまいなところがあるにしても,「背が低い」「お金もちだ」といった相対的概念とちがって青い点の背後にはなんらかの客観的な現実がある,というわけだ.ところが,Levari, Gilbert, Wilson, Sievers, Amodio & Wheatley

    アレックス・タバロック「どうして性差別と人種差別は減っていかないんだろう――誰もが性別差別も人種差別もあまりやらなくなってるのに」
    mori99
    mori99 2018/07/02
    まあ、年寄りとしては、日本は破滅に向かっている、治安が悪化したー、とかのネットの叫びに遠い目になってしまうので、納得できる話ではあります。今時の子供達は自分達の頃に比べて真面目だし大人に優しいと思う。
  • ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#8/完結)

    [Noah Smith, “The siren song of homogeneity,” Noahpinion, April 30, 2017] 〔数回にわけて掲載しています.前回はこちら〕 白人国家の夢 The dream of a white nation でも,そんなものをのぞんでいない人たちはどうだろう? オルト右翼や旅行者たちみたいに,べつにアメリカのいろんな人種がひとつにまとまろうと意を決するのを待ち望んでなんかいない人たちは? 多くの人たちは,同質な社会にいたる近道を行きたがっている――彼らが暮らしたいとのぞんでいる場所は,白人だけが住むのをゆるされた場所だ.彼らがのぞんでいるのは,半分記憶・半分空想の社会,1950年代の南カリフォルニアだ――通りは清潔で,きれいな芝生が広がり,信頼できる白人の隣人たちは通りすがりに帽子をかたむけて「やあ」と声をかけてくれる,そんな社会が彼

    ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#8/完結)
    mori99
    mori99 2017/05/08
    日本の出羽の守も深く考えずに欧米事情を自分に都合良く使うけど、欧米も日本を適当に自分に都合良く使うよなあ
  • ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#1)

    [Noah Smith, “The siren song of homogeneity,” Noahpinion, April 30, 2017] 〔註:長文のため,数回にわけて掲載します〕 アメリカとヨーロッパは,政治が大変動する時代を迎えている.とはいえ,政策は大して変わっていない.この2~3年ほどで急激に様変わりしたのは,いろんな大衆運動や政治活動の原動力となる思想や公共の論議だ.ぼくがいちばんよく知っているアメリカでは,左派が新たに大きなうねりを起こしている――とりわけ目立つのが,社会主義運動の復興と社会正義運動だ.ただ,ぼくが知るかぎりでは,新しい動きでなにより大きいのはオルト右翼だ.ざっくり言えば(日が暮れるまで定義を論じ続けることもできるし,なかにはそうしたい向きがいるのもわかってる),オルト右翼がのぞんでいるのはアメリカ社会を同質にすることだ.とりわけ熱狂が見られるのは人種

    ノア・スミス「同質性にいざなうセイレーンの歌」(#1)
    mori99
    mori99 2017/05/04
    a white version of japan、 白人版の日本、というパワーワード
  • 1