ブックマーク / www.anlyznews.com (3)

  • 父親も産休をとれるようにすると、母親の就業が支援されて、次の子どもがつくられにくくなる

    男女共同参画で出生率向上のようなことを言い出す人がいる。女性が外部労働に従事すると出産・育児が難しくなるのだが、欧米では様々な制度によって両立させていると言うのがその主な論拠だ。しかし、自然実験をつかった統計的因果分析によると、男女共同参画を狙った制度が出生率を低下させることもある。これを指摘するFarré and González (2018)*1が話題になっていた。 スペインでは以前から産休および短縮勤務を夫婦どちらかが取れるようになっていたのだが、主に女性が利用する制度であった。しかし、2007年3月24日に、それらに加えて家計を主に支える男性が取りやすい13日間(2017年に4週間,2018年に5週間に延長)の産休制度が設けられ、実際に多くの男性が利用するようになった。3月23日に産まれた子どもの保護者は利用できないが、3月24日に産まれた子どもの保護者は利用できる、経済学者が泣い

    父親も産休をとれるようにすると、母親の就業が支援されて、次の子どもがつくられにくくなる
    mori99
    mori99 2019/01/05
    とりあえず、日本より出生率の低いカソリックの国スペインからの報告
  • 在日朝鮮人の帰化申請は難しい?

    一年以上も前だが、宮台真司氏と金明秀氏が在日朝鮮人の帰化が難しいかで議論をしている(togetter)。宮台氏が外国人参政権に対して反対で、参政権は日国籍を持つ人のみに限るように主張している記事に関連し、金明秀氏が傲慢だと批判しているのだが、話の筋が分かりづらい。 宮台氏は ─ 現在の政策的議論の上では ─ 外国人参政権反対者で、金明秀氏は外国人参政権賛成者だ。金氏は外国人参政権への賛否を明確にはしていないが、「外国人だから仕方ないなんて、20世紀の話だグローバリゼーションの進んだ現代では、それじゃつじつまが合わなくなってきて」ると指摘している。金明秀氏の感情的な言説に違和感を感じたので、議論の焦点を整理してみた。 1. 在日が参政権を目的に帰化を行うのは不可能な事? 議論の焦点は在日朝鮮人(つまり特別永住者)の参政権付与の妥当性についてだ。金明秀氏はブログのエントリーで歴史的問題から議

    在日朝鮮人の帰化申請は難しい?
    mori99
    mori99 2011/12/21
    一世代前から考えると、正面きった議論が発生するだけまともになっているのか?しかし二世も去る三十年後、特別永住者のコミュニティーは存在を維持しているのだろうか
  • グロービッシュはネイティブのためのツールで、日本人のための英語ではない

    ニューズウィーク2010年6月30号と東洋経済2010年9月18日号で紹介されたグロービッシュが、英語学習法を紹介するBLOGなどで取り上げられている。雑誌での取り扱いでも疑問に思っていたのだが、グロービッシュは明らかにネイティブ向きで、ノン・ネイティブ向きのツールでは無い。つまり日人は、覚えても始まらないのだが、なぜか反響が大きいようだ。 1. グロービッシュが考案された経緯 そもそもグロービッシュとは、ネイティブとノン・ネイティブが英語で意思疎通するより、ノン・ネイティブ同士が英語で意思疎通するほうがスムーズであったという、発案者ジャン=ポール・ネリエールの経験から生まれたそうだ。ネイティブの言い回しが難しいので、ノン・ネイティブが理解するには表現を簡素化する必要があった。 つまり、ネイティブとノン・ネイティブの意思疎通の問題を解決するために、ネイティブに易しい英単語を使ってもらおう

    グロービッシュはネイティブのためのツールで、日本人のための英語ではない
    mori99
    mori99 2010/09/23
    たとえばエジプト人と日本人が商売するのに便利そうって事で、英語を習う人がすべて英語ネィティブとコミュニケーションしたがっているわけじゃなし。英語ネィティブを特別視する必要はないでしょう。
  • 1